otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

無(ゼロ)の世界。

暖冬といわれながらも、ここは零度のあたりの日々です。地面の雪は消えているので、見た目にはやはり幾分なりとも暖冬かな。温度計の目盛のごとく、年の瀬には良いも悪いもゼロに戻って、仕切りなおして、新年の一歩を前へと踏み出したいところです。
あたりの褐色の落ち葉の上には朝霜が降りては、消え、夕方にまた凍りを繰り返しています。今日は久しぶりに空に薄い雲がありますが、真っ白い浅間山はちゃんと全身が見えています。昨日などは雲ひとつ無く、風向きのせいか噴煙が見えない日々ですが、噴煙が少ないのか、あるいは北側にたなびいているのでしょうか??(いつか麦小舎さんに聞いてみよう。)どうも空気中の水分がごくわずかだという感じです。このあたりの林は針葉樹を除いてほとんどの木が落葉して裸になって、葉からの蒸散作用がとまっているからではないかと・・・素人考えです。地面は凍りついてカチカチです。もう霜柱も出来ません。植物には過酷な季節となりました。

明日からしばらく西のほうへ帰省しますので、インターネット店も閉店となります。今日入金があった方の注文本を梱包して、郵便局へ発送しに行き、それが今年の仕事納めとなりました。道すがら信濃追分駅から穏やかな山が望めました。北から寒波がやってきている様ですが、今日はまだ気温も零度よりプラスの方へ動き助かりました。明日は早めに出た方が良さそうですね。
テレビのニュースには帰省する人々の姿が映し出されていましたが、カレンダーの加減で、あるいは景気のせいか、例年よりも故郷に短く帰って正月を迎える人が多いように思いましたが、ささやかな正月なら尚のこと、無事に家路に着きたいものです。クビを長くして待っている人たちのためにも。明日、父は鬼嫁のために、道路の交通情報を携帯に入れてくれるとのことです。これでは寄り道などできません。

帰省中にブログを一回ぐらいは更新したいと目論んでいます。父がパソコンを貸してくれたらの話です。

それでは皆様、佳いお年をお迎え下さい。

■営業のお知らせ■
古書追分コロニーは短い冬眠に入りました。
インターネット店は、ご注文いただいても、おそらく10日あたりから、ぼちぼちお返事を差し上げられると思います。のんびりですみません。

店のほうは、1月16日(土)より冬季営業を再開します。当分は週末のみの開店となります。ホームページでチェックしていただけると幸いです。
  12:00−17:00


■年末年始で、寒い中行われていた追分駅前の舗道作成工事と駅前駐車場の拡張工事は休工中。 柵の向こうを覗くとだいぶ出来上がってきました。整備は進んでいるようですが、どうもアスファルトだらけになった感があります。

番頭がメールマガジンを出しておりますが、本日の河村目呂二の項で訂正あり。このたびの作品展を計画したのは、孫ではなく、メロジ夫妻の曾孫に当たる内山夫妻です。実際のところ現在85才の娘さんから、孫に当たるFさん夫妻もみなさん追分に結集して、一族を挙げてこのイベントを盛り上げられていました。目呂二没後50年めの目覚めとなったことも付け加えておきます。