otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

今年もまた天高くなくても我肥ゆる秋

otobokecat2006-10-21

     ■カンゾウの種のはじけたところ→

私は今週末の店番はさぼることに。亭主が一人で昨晩出かかけて行った。
きのこ祭りも終わり、追分の秋はぐんと進んで、静まりはじめている。もっとも本屋に行くにはいい季節だし、追分はここから早春までがいいのだが。私はたまには母ちゃん業でもしようかなとおもって。来週は三者面談の週だし、ととっってつけたように…。

 そして明日は「秋の一箱古本市http://sbs.yanesen.org/hako1/ もある。執行部が大幅に若返っている。大家さんも参加者もまた新たな顔ぶれが多い。店主にはエントリーできなかったけれど、せめて買う側に回ろうかと、お寺の境内での市もいい。とまあ、いろいろ行かない理由を並べてみる。

■秋も一箱古本市

▼10月22日(日)11時〜17時

谷中・根津・千駄木界隈にて50人の一日店主が出店します。

▼会場:IMAGO、まるふじ、宗善寺、ライオンズガーデン谷中三崎坂

http://sbs.yanesen.org/hako1/

http://d.hatena.ne.jp/seishubu/

箱ひとつあれば、古本屋になることはできるというなないろ文庫の田村氏の言葉通り、今春の一箱古本市体験は、われわれにとって古本屋のはじめの一歩だったように思う。実際に店を開いてみると、立地のもつ意味の大きさに驚かされたものの、基本はやはり「一箱」だということを実感する。
とかく極めて孤高のイメージのある古本稼業だけれど、実は案外そうではない。西荻窪、神保町、早稲田といった古本街にいくとその傾向が良くわかる。まとまっていることのメリットがあるのも考えてみると面白い。その上、本屋は老若男女が出入りできる不思議な空間でもある。そういう商店ってあまりない。

朝日新聞を購読している母から、18日夕刊の古本記事を切り抜いたのを送ってもらった。池谷さんのイラストがはっきりすっきり、さすがである。それと、女優の緒川たまきの古本コメントもなかなかいい。なんと西荻にも出没しているんだそうだ。
 
それから、早稲田の皆さんの新宿古書展も同時にあるわけだ。明日から3日間

>>■□東京古書会館 新宿古書展□■

 初日の開場11時です。お間違えなきよう。

▼開催日時 2006年10月22日(日)〜24日(火)

■初日  11:00AM〜6:00PM
■2日目 10:00AM〜6:00PM
■最終日 10:00AM〜5:00PM

▼会場 神保町・東京古書会館 地下ホール

http://www.kosho.ne.jp/~tokyo/kaikan.htm

▼参加書店
安藤書店、いこい書房、古書かんたんむ、古書 現世、金峯堂書店、さとし書房、照文堂書店、関書店、立石書店、鶴本書店、ブックスアルト、ぶっくす丈、古本の店せいしん、メープルブックス、キクヤ書店