otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

「秋も一箱古本市」へ(2)

otobokecat2006-10-23

昨日の続き
谷根千地区にはあまり詳しくないので、地図と首っ引きでの(市の大家さんの)場所探しでした。まあそれもまた楽しいのですが、そんな途中でニャンコにもばったり。
道をきくわけにも行かず、せめて?写真を撮ろうとしたら、あっという間にファインダーから外れてしまい、あれれ逃げられたと思ったら、なんと私の足にすりすりしていてびっくり!さすが「猫街」である。
ぶっとい胴を持ってもとの位置に戻して、カメラを構えるとまたすぐ動きの繰り返しでなかなか写真を撮らせてくれず、最後は「お願いだからさあ」とかなんとか猫君に向かってしゃべっていたら地元民と間違えられた模様で、「この辺に○○寿司ってありますかァ?」と観光客に道を聞かれる始末。
ようやく撮った一枚なり。《耳が欠けてしまいましたが、ご勘弁!》


【古本市で巡り会った本など ほとんど自分用なり】

●宗善寺さん
・『都市の遊び方』(新潮文庫 如月小春著 昭61) 
・『ワイン 七つの楽しみ』(平凡社カラー新書 なだいなだ著 1975)
・『ティーカップの中のブーケ』(文化出版局 堀井和子・横山美恵子著 1992)
   →花とお菓子の素敵な写真とレシピまでという欲張り本
・『ほのぼのの国のセーター』(日本ヴォーグ社 津田直美著 1989)
・『カスタードのお菓子』(雄鶏社 葛西麗子著 平12)
・紙綴りカレンダー2007 ←very good!

●ライオンさん
・『猫のいいぶん、猫のみかた』(河出書房新社 阿部譲二/文・新美敬子/写真)
 →単行本「工藤○貴様 阿部譲二」のサイン入 大女優になるまでお蔵入りか? 
・『辺境の食卓』(中公文庫 太田愛人著 深沢紅子カバー 昭56)
・『おいしいおはなし』(光文社文庫 高峰秀子編 1998)

●まるふじさん
・『ブレーメンの音楽隊』(福音館書店 ハンス・フィッシャー/絵・瀬田貞二/訳)

●IMAGOさん
・『ブラウン管の映画館』(ちくま文庫 和田誠著 1995 )
・『本が書架を歩みでるとき』(花神社 大岡信著 1975)
・『真夜中のコーヒーブレイク』(講談社 いずみたく著 昭49)
・『風と樹木と鳥の声』(新潮社 辻邦生編 昭61)→愛用の本なので。
・『アンティーク着物』(日本ヴォーグ社)→こちどり姉さんに。
・雑誌『文藝』(2005春号 特集;角田光代)→ホント角田さんはベストが良く似合う

IMAGOさんのところは、歩道の往来が自転車とか結構激しくて、4つの大家さんのなかでは、一番ちょっと大変そうでしたね。

こうやって並べてみると、やはり秋だけあって?食に関する本の多いことにびっくりです。(一番高い本が¥1000、安い本が¥100でした。)



店主の皆さんは、今回は会計があって他のお店を回れなかったようで、それがちょっとお気の毒でした。一方私はというと、店主の方の見守る前での買い物でしたので、緊張に負けて?いつになく買う決断が早かったです。逆に手を出さずじまいのものも結構ありました。

スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!
いかにも秋の散策らしい一日で、大成功だったのでは? Iさんは、春のとき、わが大家さんの午後担当専従だったのでした。お名前とお顔を知っていただけでも一箱【秋】が身近に感じられましたよ。次回は是非お店を持ってください。

くどいようですが、お天気もなんとかもってよかった!(でも杉並区よりも谷根千方面は早く雨が降り出していたんですね・・・。)昨日からの大雨の音を聞きながら、しみじみそう思います。秋の雨は冷たいですからね。

(お詫び)高野さん、交流館で銀の輔君のお手入れのお話など伺えて楽しい時間を有難うございました。でもすっかりお時間を拝借してしまって、申し訳ありませんでした。