otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

たすきをつなぐ

otobokecat2007-01-03

■京都の街角にて 珍しい「碍子屋さん」?→
まるで牛乳飴みたいなお菓子のよう。

2日3日と今年はいつもになく大学駅伝をしっかり見た。
息子の陸上をやっている友人は毎年沿道に見に行くという。確かにTVの画面には沢山の人々が映っている。走っている選手の姿をじっくり見るのはお茶間席がS席に違いないが、やたらに劇的表現を聞かされると、沿道で静かに旗を振るのも又よしかなと思う。でもそれも寒いだろうなあ。

難しいルールは特にないし、様々なドラマがあって誰でも愉しむことができる。変な正月番組よりも面白いかも?
それにしてもアナウンサーはうるさい。シード権を貰った嬉しいチームの陰には、泣いているチームがあるわけで、しかも集団競技は失敗をすると結果以上に、チームメイトに合わせる顔がない。なんだかちょっとかわいそうな。だから「実に○年ぶりのシード落ちです」とか、「たすきがつなげない屈辱」などと電波で連呼してはいけない。本人だってあとで録画で見るかもしれないし、家族や友人だって聞きたくはないだろう。聞かされるほうの身になって欲しい。


我が家はここ数年お年玉はおせっかいながら本とお金の二本立てとなっている。今回も30日に西荻窪の古本屋を走り回って本を集めてきた。さて貰った側の少年少女の胸中はいかに?ま、そこいらにほかしておいても構わないのだ。身の回りにさりげなくあれば。売り飛ばさないで下さいまし。

○サッカー少年に 『オシムの言葉
○高校一年男子へ 村上春樹風の歌を聴け
        T・カポーティ『おじいさんの思い出』(村上春樹訳)
○高校一年男子へ 重松清『きみの友だち』
○中学2女子へ 角田光代『いつも旅のなか』サイン入り
○小学6年女子へ 『グリム兄弟 知られざる人と作品』

風の歌を聴け (講談社文庫) きみの友だち いつも旅のなか