otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

休みの日は休みに非ず

otobokecat2007-04-30

■硬い大地より、落ち葉のじゅうたんを突き破ってお出ましのみかけによらずたくましい町花:サクラソウ 
昨日の一箱古本市の様子を恒例の退屈男さんの功績であるまとめで拝見。 http://taikutujin.exblog.jp/
この一年で、自分の椅子の在り処の内と外の違いを実感する。まあ、そういう選択だった訳で、いやはや過酷な老後なり。好天にも恵まれ、ますますパワーアップした一箱古本市に、箱主にも散歩側にもなれないのはちょっと、否かなり残念だ。それでも一回でも参加できてよかった。秋には買う側も楽しめたし。「一箱市」のスピリッツは楽しい古本屋の基本だと思う。このことを忘れないでいたい。
 ぼやきが少々入ってしまったが、山は山で日々チャレンジは続く。昨日よりブック・カフェをスタートした。本読み人のための部屋というコンセプトがどこまで受け入れられるかだが、本屋との境の格子戸を開けて読書部屋側にも数人入っていただくことができ、こちらの手際の悪さを除けば、結果は○。格子戸を超えてくださった勇気ある方々に感謝。

■←写真;追分はこれから連翹が咲くところ、遅い〜。
最低2℃、最高22度ということは、二十度の温度差!これがここの特徴である。前日は最低は−2℃、最高が19℃、やはり20度の開きがある。しかもまだ零下なのだ!ストーブも前ほどつけなくなり、夜の間に部屋の中が冷えて、朝玄関(東向き)を開けると生暖かい空気が寒々した家の中に乱入する。
我が家は林道に面しているので、林道の様子からいろいろなことがうかがい知れる。昨今早朝に増えたものは、犬の散歩とジョギング、中高年夫婦のウォーキング。また連休中ともなると八時あたりから車ががんがん通り始める。18号線が渋滞だな…と察することができる。道幅が狭いので、車がすれ違うときは歩行者の居場所がないのが困る。

蕎麦屋の「ささくら」さんと「ヒマラヤハウス」さんへご挨拶に。http://himalaya3.com/追分で商売するには「忍耐」と「諦観」「工夫」が必要だが、ヒマラヤハウスのロバさん、フタバさんご夫妻にはまさにそれを兼ね備えておられるといった意味で、先人:師匠である。まずここは店構えがいい。屋根にタンポポが咲いている店は、職人ロバ氏の手作り!店には布がビーズ細工など手しごとが沢山。追分ばなしに花が咲く。ヒマラヤさんは林道の北になり、つまり一段と山に近く、最近頭を悩まされているのは、撮影魔(これは山に関係はないが強敵)といのししとか。いかん!つい楽しいので少し油売りすぎてしまった、でもいろいろご教授感謝。

ヒマラヤ・ハウスさんから散歩がてら山を下り、寿美や工芸店のSさんにも手拭を配り店へ行くと、仕事先で縁のあった追分在住のAさんご夫妻が寄ってくださった後だった。お忙しいところご来店いただいたのに、お目にかかれず残念。地元の人は連休中は忙しいのだ。ここは温度差だけでなく繁閑の差もすごい。