otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

一箱は遠くにありて…

otobokecat2007-04-29

ひさびさの快晴。息子のサッカーの試合も一箱古本市もこれなら安心、私は山へ芝刈りではなく店番に。去年の今頃は、「こちどり」さんと満載の箱とともに不安いっぱいで、車を走らせていた頃だな。
連休中の午前中の道路は間違いなく混むので、新幹線を選択する。しかし東京駅まで快速に乗れないことだし、回数券も使えないことで、指定席もあっさり取れたので大宮から乗ることに。駅にはいかにも連休の幕開けらしい人出―家族連れかカップルかがほとんど…。その中を冷蔵庫にあふれかけている食材やら、急ぎの本やら、電車で読む本やら、朝食代わりのピーナッツパン(:息子がアレルギーがあり我が家の食卓には乗らない代物)やら詰めた大きなかばんを二つ下げ赤羽を足早に歩く中年婦人=私。乗り換えの多いルートを選択したことを反省しつつ、もっと身軽にならないのか!と自己問答。
高崎から左手に浅間山が見えた。雪がまだ残っているようだ。高崎からだと40分足らずで、珈琲一杯飲んだらもう着いた。11℃。
軽井沢で降り、いつもの早足6分乗り換え。切符の自動販売機がいつもになく混んで、列なんか出来ている。一時間に一本の電車なのだから、上下の新幹線のダイヤに合わせるべき。だから営業不振になるのだ。合わせてみせますといった気概があれば。

追分ではいつものごとく浅間山の写真を撮る。あれ思ったより雪はない。やはり高崎から見えるのは北側だ。
駅舎には「あたらさん」が五月四日の岡崎さんのトークイベントのチラシを置いてくださっていた。感謝カワンルマーさんに珈琲豆を取りに行ったら、家族の人が花壇をきれいにしていた。庭仕事が出来る季節になった。その足で店へ行き、早めに開店。
向いの蕎麦や「ささくら」サンは大繁盛。季節が良くなったので、その帰りの方、混んでいて待っている方などが来てくださる。当店も暖簾の効果は大きい。なにしろ外観からは今まで何屋かさっぱりわからなくて、一番間違われるのがそば屋、次が甘味どころ、あるいは風呂や。本屋だと思った人はまずいなかった。
今日もまた、外の奥方に催促されてしぶしぶ勘定をされるご主人が数人。連休とあって家族連れも多い。
午後一瞬静かになったが、夕方になると、駆け込みでまたお客様が見え、初めて一時間延長で6時まで店を開ける。秋に見えた方もちらほら。有難い。買い取りも数件あり。

今日から本を1000円以上お買い上げのかたに、開店記念で作った手ぬぐいをプレゼント。数に限りがあります、お早めに。さてどういった絵柄でしょう??

一箱市に参加している「こちどり」さんから経過報告が携帯に入る。雨対策の傘ではなく、日傘が必要なぐらいの好天だった由。良かった。町歩きはあまりかさもって歩きたくない。
「こちどり」さんにトートバックをお願いしておいたら、皆さんのサインをいただけたようで、超豪華なものに。とても使えそうになく、家宝にして額に入れて飾ろう。

閉店後いつものコースで御代田つるやへ。いつものだだっ広い駐車場も今日は結構埋まっている。リニューアルしたての軽井沢店はさぞかしすごいに違いない、と桃色の夕焼けを見ながら思う。

浅間山三態

■写真上;しなの鉄道車窓よりみた浅間山(中軽井沢付近)
■写真中;しなの鉄道信濃追分」駅からみた浅間山 
■写真下;ツルヤ(御代田)の駐車場からの浅間山、今日の噴煙は穏やかだが、昨日はもくもくだった由。