爽やかすぎて
今日は暑いと言いつつも、湿度が低く爽やかな感じだった。さてさて全国のお父さんは大切にしてもらったのであろうか??
今日は、地元西荻窪の路地で昼本市があった。数日前にポストにチラシが入っていた。実家の八十路の父のご機嫌伺いの前に、昼本市を覗く。かなり狭いところに、エスニックな食べ物屋や、古本屋などがひしめき合っているかんじが楽しい。丁度始まったところで、ようやく設営が終わり一息というまだまだのんびりムードのところを、駆け足で見て回る。メールでしかお話したことのなかった「海ねこ」さんにご挨拶できた。店を開ける前の「ゴゴシマヤ」の澄子さんが海ネコさんに手拭を渡しに寄っていかれる。南向きのサイドの人は、日当たり良すぎてちょっと暑そうだった。
◆海ねこさん:http://www.umi-neko.com/index.html
北向きで涼しげな「音羽館」のお兄さんがこの天気にぴったりのアロハ姿で爽やかに店番中。「ぼくの本なんです」よく見ると「の店員の店」と小さな字で書いてあるのがおかしかった。キッズスタッフという洋書を購入。ふと見ると魚雷さんが早くも赤い顔で佇んでいた。日焼けか?
にわとり文庫さんではNONブック『スプーン一杯の幸せ』シリーズ全6冊をごそっと買う。最近この手のものに弱いわたしである。
◆にわとり文庫さん:http://niwatorib.exblog.jp/
露天に本が並んでいるとついつい手が出てしまう。高山なおみの『日々ごはん①②』も。⑨あたりまで出ているらしいが。その昔吉祥寺のKuuKuuには数回行った事があるが、高山さんがシェフとしてここに1990-2002年までおられたことを、この本を手にとってはじめて知った。
店先で「高いで!」と手に取った本を買うのを辞めたおじさんがいたが、楽しいお祭りなんだから、その一言を言わないで欲しい。高いなら黙って戻せば?自分の本棚の本を値切られるのはあまり気持ちよくないものだ。店主が下げるのはいいが、客が値切ってはいけない。
そろそろ昼時となり、あちこちで炭に火が起こされいろいろ楽しそうな屋台が始まりそうだったのでもう少しのんびりしたかったが、年寄りが待ちぼうけを食っているのも気の毒なので腰を上げた。
沢山売れたかなぁ?売上額より帰りの荷物の大きさが気になる古本市である。梅雨らしくない天気だったが、古本市にはもってこいの天気で良かった。盛況だったことだろう。←もってこいの天気は日陰の店のみで、日向さんは灼熱地獄だったそうでした、すみません。
さて、今日は行けなかったが、神保町で今日から新宿古書展が始まっている。明日古書会館の市へ行くときに寄ってみよう。番頭N氏は明日は松本。戻らない予定だったが、水曜日に東京で用ができたため、火曜の午後に戻り新宿展にも行くことができるようになった模様。
私は八朔さんの展示会と神田村めぐりを火曜日に。明日行けたらよかったが、あいにく月曜はギャラリーが休みなのだ。
〓東京古書会館 新宿古書展〓
▼開催日時 2007年6月17日(日)〜19日(火)
■初日 11:00AM〜6:00PM
■2日目 10:00AM〜6:00PM
■最終日 10:00AM〜5:00PM
▼会場 神保町・東京古書会館 地下ホール
http://www.kosho.ne.jp/~tokyo/kaikan.htm
▼参加書店
安藤書店、いこい書房、古書かんたんむ、古書 現世、金峯堂書店、
さとし書房、照文堂書店、関書店、立石書店、鶴本書店、ブックスアルト、
ぶっくす丈、古本の店せいしん、メープルブックス、キクヤ書店
◆八朔ゴムはんさんの展示会
http://www.misuzudo-b.com/gallery.html
当店のはんこも展示されている。
はんこの彫りの美しさを是非こういう機会に見て欲しい。