otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

外、行ってきた。

七夕は曇りなり。でも降られなかったのは良し。

往来座に初めて行く。今日明日、外市をやっているのだ。開始直後には、さぞかしいろいろ佳い物もあるのだと思うものの、同業者としての遠慮もあり(殺気もまたあるかも知れず…)昼すぎてからこっそりといく。真っ赤なTシャツの向井さんが路傍で休憩中。一応朝一番の波が退いたところ?
いざ本棚に向かうと遠慮も何も?なくなり、結局19冊をレジに持ち込み、会計担当のS氏にちょっと引かれる。
そこがイベントらしきところなり。普通、店を構えていれば大口客は有り難いが、日頃レジに出ていない人にとっては、計算は結構骨の折れる作業なのだ。
往来座の中もうろつく。間口よりも中に入ってみると広い。そこに広範囲の本が整然と並べられている。図書館みたいだ。中でも四冊。もうこれ以上はもてない。
帰りは重さと喧嘩しながら、帰宅。楽しい古本市は、いつも帰りにこの重たさに泣く事になるー反比例の法則なり。どこも寄らずに家に直行する。

蟲文庫さんのエコバッグと羊歯ぬいぐるみを迷って、亀さん印にも惹かれたもののぬいぐるみに軍配が。直径1.5cmの細い渦巻きの中に綿を入れるのはとてつもなく難しいはず。凄い!技なり。使われている布がこれまた渋い。さすが蟲さん。

■こちらは本物の羊歯 五月(左)と六月(右)