波乱の一日、しかし新潟をおもえば

区の成人病検診に行き、最初の体重でまず引っかかり「二十歳の頃何キロでした？」と聞かれ、「すごい質問！」と絶句する。中年太りをそこまで厳しく追求する女医先生は、ご自身はスレンダーで有無を言わさぬ感じ。肥満は万病の元であることはわかっているけど、頭ごなしに言われては素直にごめんなさいといえない。これぞ教育現場とおなじで、結果を求めるのならもう少し手段に工夫を…。小学生以上に口答えだけはする年齢なので。しかし区民検診はただだからなぁ。
今日は検診日であり、結果を聞く日ではないのに、もうこのざまである。きっと心乱れて心電図も荒れているのでは？まさか。

家を片付け五時過ぎに家を出る。息子とはすれ違いで会えず。ベル公が布団の上で丸くなったまま薄目を開けて、お見送りしてくれる。きょうも７月とは思えないくらいに涼しい。

今週は車が出なかったので、あれこれ手に持ち大荷物だが、平日なので中央線で東京駅まで一直線なので助かる。東京駅で乗り換えが１０分あり、乗る前にまず珈琲でも買ってと思っていたら！どうも様子がおかしい。しかし誰かがアナウンスしているわけでもない。新幹線口に林のように人が立ち、掲示板に映し出されるデジタルな情報に見入っている。週末ではなく平日の夕刻、体外の利用者はビジネスマンであるからだろう。
切れ切れに聞こえて来る情報によると、人身事故があり遅れているとのこと。東北・上越・長野各新幹線がすべて影響を受け、電車とホームのやりくりが手間取っている模様。軽井沢で６分乗り換えで、ちょうど店じまいをしたＮ氏に迎えに来てもらえるように選んだ時間だったが、これではその計画もおじゃん！後でニュースを見たら運休になった電車もかなりあった模様。

ビジネスマンらは、前の電車に変更をしていき、私は気後れしてしまいアクションを起こせないが、長野新幹線は一番遅れがひどくなく２０分ほどの遅れのようなので、もとから乗るつもりの新幹線に乗ることにした。２３番線にはまだ折り返しの電車が到着していなかったが、発車予定時間も提示されているわけではないので、逃しては大変と２３番線で屯っていたら、すっと入ってきて、短時間で清掃して、案外早く出発して安堵した。店に電話して、軽井沢駅に迎えに来てもらうことに。

マツヤという大型スーパーが夜１１時までやっているとのこと。（御代田スーパーのツルヤは夏でも８時だが。）軽井沢町はいよいよシーズンに突入だ。

山荘に着き、雑事をしながら、ドロミテを歩く角田光代さんのＴＶを見る。だいぶ以前も見たが、飾り気のない角田さんが「すごい」を子供のように連発してトレッキングに挑戦する姿が魅力的で、思わずまた見てしまう。かつて戦場だったと想像も出来ない偉大なる山々。

明日にかけて、地震の発生後初めての長雨とか。昨日は水が出ないのに暑くて気の毒だったというのに。どうかお気をつけて！