otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

キリンソウの季節

otobokecat2007-07-27

追分に来るまで、キリンソウという野草を知らなかったが、キリンソウにも二種類あって、今盛りなのは横に平べったい「キリンソウ」、9月の頭ごろに咲くのが「秋のキリンソウ」で、こちらは尻尾のようにたてに長く先が細くなっている。ともに黄色の小花の集合体だ。
この二種類のキリンソウの咲いている間が、ちょうど追分のトップシーズンにあたる。

朝早くから野鳥がにぎやかだが、八時ごろにはいったん静かになる。そしてしばらくしてせみの合唱が始まる。11時ごろ弁当を持って店に向かう。寿美やに寄って、軽井沢町指定のごみ袋を購入。関さんと立ち話。関さんは一人で一日中店番なの大変だ。お昼ごはんはどうしてるのだろう?

ごみを捨ててから店へ。二人なので、N氏は佐久へ買い物に。
懸案のヨシズを買いに行ってもらうが、立てかけるとなると3m50cmは欲しい。サイズ的には12尺3.6mということになり、自家用車ではとうてい運べず、ホームセンターのトラックを借りてくる。このあたりは家具屋やホームセンターは皆この方式で、ただでトラックは貸してくれる。たいていトラックはスティックで、私のようにオートマ車しか触ったことのない人間には出来ない芸当だ。
N氏の同僚の方がご夫妻で見えたが、幸い静かな金曜日、奥でしばし歓談することも出来た。可愛いワンちゃん連れだったが、おとなしくてぬいぐるみのよう。うちの誰かさんとは大違い。お寄りいただきありがとうございました。
全国的にかなり暑い一日。追分もさすがに暑かったが、なにしろここには扇風機すらないので、せいぜい風を通したり、打ち水をして涼を得るも、日本一恵まれた環境といってもいいのでは?エアコンが苦手な私には本当に有難いが、オフィス生活が長かったN氏には暑く感じたらしい。
日が暮れてからヒグラシのカナカナ…が。
閉店後、御代田のツルヤへ行ったら、蛙の声が。ここは田んぼの真中にある。8時閉店なのでぎりぎりセーフ!昨日買い忘れたお米を買いたかったのだ。野菜も昨日のツルヤ軽井沢店より若干安い。やはり我々には町内のスーパーより、隣町のスーパーが向いている模様。

暗くなって帰宅。闇の向こうからベルさんの声が。留守番ご苦労。珍しくN氏にも擦り寄っている。よっぽど寂しかったんだな。明日あたり店に行ってみる?店の三軒先はベルの実家なり。しかし、じっとしていなくて写真のピントもなかなか合わない位だから、無理かな。目指せ!古書現世のノラちゃん。
あさっての馬子唄道中に向けての準備が優先か。