otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

「ふ・る・ほ・ん」という名の蕎麦や?

otobokecat2007-07-29

今日は恒例の「しなの追分馬子唄道中」だった。昨夏のこの日に初めて店の前に箱を並べたのでちょうど一周年。今年は店内も開けているので、従姉妹のM子と私が外市当番。N氏が中の担当となり、いつもより早く9時半あたりから開店する。天気予報は曇りから雨とのことだったが、朝からがんがん晴れて、暑いの何の!雨の心配は当分なさそうなので、雨落ちの石の上に箱を並べることが出来た。
N氏が奮発して「1冊¥100、3冊¥200」という破格の価格設定にしたので、実に魅力的なセールとなった。ちんどんやサンご一行が立ち止まり、箱を覗いてくださった。 持ち前の大きな声で「15冊1000円!!」と宣伝してくださったが、確かにそう言われればそうだ。さすがにそこまでは行かなかったが、本当にこの値段??と6冊、9冊とお買い上げいただいた方もあった。大いに店の宣伝にはなった。
私は店に置きにくいタイプの児童書を@100、@200で。子供御輿の子供たちが沢山覗いてくれたが、さすがにカキ氷には勝てない。軽井沢病院の小児科の看護師さんが沢山お買い上げくださった。
「馬子唄」であるので、4頭ほどの本物の馬も練り歩き、乗馬もやっているM子は、馬見たさにカメラを持って出かけてしまう。各店店の前で露天を出し、ピザや餃子を焼く喫茶店や、トマト・桃を売る美容院など、なかなか楽しい雰囲気。
午後、ようやく馬子唄道中が店の前を通過する。白無垢のお嫁さん暑そうで気の毒。
澄子さんの作ってくれた「ふるほん」の暖簾をかけているというのに、いったい何屋なの?と聞く方多し。「だから、古本屋です」と私。「ふるほんという屋号の蕎麦やかと思った」と言われて…返す言葉なし。やはり古本屋に暖簾が合わないのか?
天気予報に反して晴天のもと道中が無事往復し、通行止が解除になる。私が二階で遅い昼ごはんを取っていると、ボツボツという雨音が。ついにきた!階段を駆け下り、屋外に並べてある本の箱の移動に大わらわ。なんとか被害は最小に。ぎりぎりセーフであった。
あまりにいいタイミングで雨が降り出し、一気に祭りは終了。
もう閑散と思っていたら、車が入れるようになってから来ましたというお客様が見えて、じっくりお買い物をして下さり、お買い上げもいただき有難い。旧軽井沢は一日に三回ほど雷雨だったとのことだった。もう一方、出会いに感激した方も夕方見えたが、この話は後日。六時のしなの鉄道でNは帰京。
明日は月曜だがご要望あり、開店します。