otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

一日違い!

otobokecat2007-07-30

昨晩からずっと雨がぼしゃぼしゃ降っている。一日違いで、馬子唄道中が晴天のうちに終了して本当に良かった!
■写真一枚目は山椒の実、二枚目は花の終わったカンゾウにとまるバッタ。
今日は本来なら当店はお休みの月曜日だが、別荘滞在の方に中高年の方が多く、また観光地でもある軽井沢は、週末を避けて出かけられる人もいるということなので、それにそろそろトップシーズンでもあるし、試しに12:00−17:00開店することにしたが、何しろこの天気。しかも予告もしなかったので来客はあまり期待はしないで開けたのだが、10数名は来店があり、ブックカフェの利用も売り上げもあり、開けて良かった。若い方も数人みえたが、月曜がオフなのかもしれない。
車が交通手段の軽井沢では、雨でも屋根のあるところへなら、比較的気軽に出向くことが出来る。雨に打たれて綺麗な緑も窓越しに見られて、悪くない。
さて問題は明日だ。追分宿の数少ない店がみんな定休日となる。思案のしどころ。明日の空模様で決めよう。晴れたら、散歩する人もいるかも知れず、開けてみてもいいかなと思う。

さて、昨日の来店された方でちょっとしたご縁のあった方は、アーティストの小山千夏さん。レジのところの新刊本『早稲田古本街』の本を手に取り、この著者のもうひとつのにゃんこが表紙の本のあの写真を撮ったのは私の友達なんですとおっしゃった。「エッ、蟲文庫さんですか?」というところから会話が進み、どうりで苔本!をお買い上げ。しかも手に下げておられる文庫バッグは私の愛用の品と瓜二つ。某通販が企画したものだが、なんとこの文庫バッグの作者(デザイナー)なのであった!それにしても数ある布のなかでまったく同じ柄のものを手に下げておられたので感激した。私はこの文庫バッグに魅せられて、昨年の一箱古本市のプレゼントを文庫バッグにして、夜なべして縫ったのだった。なんという偶然!だろう。店番はこういった出会いもあるので、どきどきだ。

蟲文庫さんに早速この件についてご報告する。早速、お返事もいただいた。
また、あの時、小山さんは北軽井沢へ来ているとおっしゃっていたが、その北軽井沢で、我々より先にブックカフェをやっておられる「麦小舎」さんが、2日に店に見えたとか。おそらく「柳屋」を建築中に、建築士MさんとインテリアのLioさんが気に入ってしばしば訪れていたという本屋さんだと思う。またしてもご縁の輪が繋がった?ようだ。(8月2日追記)