otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

自己流の世界

otobokecat2008-02-12

明日はもっと寒い!とくれば、今晩の夕食は餃子、それも我が家は水餃子党なり。
あまり台所仕事を手伝わないN氏も、こと餃子だけは包むのを手伝う。焼いたのはそうは沢山食べられないが、水餃子は数を食べられるので、大食漢としては食べたいから手伝うという構図である。
例の餃子騒ぎで、餃子は名誉毀損で訴えるぞーと怒っているかと思いきや、案外人気だとか。冷凍ものが買いにくく、家庭で前よりも手づくりされるようになったと聞くが、我が家は以前から餃子は常連メニューだ。家族三人で3袋の皮を使って作る。ざっと60個ほど。皮もつくるとさぞかし美味しいだろうが、個数が多いので皮は買っている。地元の中華屋さんで厚手の大判を分けてもらう。キャベツをがんがん刻み、にらを1把みじんにする。今日のキャベツは大きく飛びきりしゃきっとして、甘い、ちぎってそのまま食べても美味しい。大きな一玉だったので、上半分は千切りにしてコールスローに。そのまた半分を微塵にする。肉は豚ひきだが、最近はとりひきも少し混ぜて仕上がりを軽くしている。ここにしょうがや、にんにくなどを微塵に、さらにタマゴ、煮干の粉から、ゴマ、コチジャン、ごま油などなどを投入。変わったところでは御代田のスーパーで買ったたまねぎの皮の粉末が入る。水気が出たら、カタクリ粉の変わりに麩を砕いて入れる。

包み方は人それぞれ!手が覚えているので、他の包み方ができず、変える気も無い。肉種の入ったボールにスプーンを二本さし、水の器とを間において、もくもくと自己流で包みまくる。
私は片ひだ方、平たい、よく見かけるタイプ。N氏は底が厚いぼってり型。まぁお湯に投入されれば、あまり違いはわからないが。

料理研究家の御牧村の山本麗子さんが、みんなで皮も手づくりして、種も二三種類作り、ギョウザパーティーをすると楽しいですよとテレビで言っておられたが、包み方もいろいろで大人数ですると確かに楽しいかもしれない。山小屋生活が始まったらやってみたい。
山本麗子の信州って、いつもおいしいね。 料理に生き 山で暮らす幸せ (講談社+α文庫)
「食」は当店の重要なテーマの一つ。先日、石釜の関連の本は無いですか?というお問い合わせがあり、伺ってみると、都会から軽井沢へ移り住み、時間に余裕があるので、石釜を家に造り、ピザやパンを焼いてみたいとおっしゃった。なかなか贅沢ではあるが、時間と空間もまたご馳走であると実感。
石窯のつくり方楽しみ方―おいしいアース・ライフへ 手づくり石窯BOOK―薪をくべてクッキング 火のある暮らしのはじめ方―七輪、囲炉裏、ペレットストーブ、ピザ窯など
あいにく当店ではその時ご用意できなかったものの探せばあるのですね。
新刊本で置いてみてもいいかもしれない。一年の半分はストーブが必須の追分には、暖をとるのにも石釜は良いので、一石二鳥なり。