otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

風に乗って空高く

昨日は神保町日帰り強行軍で、少々ばてた。運転手よりも先に寝てしまった。(ペコリ)
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夜中の噴火後、今後山がどうなるか気になりつつも、市場への出品がありいつもより早く峠を下った。(7:30出発)市場のことは番頭日記参照。
出発時、山は雲に覆われ姿が見えなかった。自宅の山に向かって停めてある車のフロントガラスにも朝7時の状態では粉雪はあっても灰はなかった。
碓氷軽井沢ICに向かうアクセス道からは、山の方からたなびく灰色交じりの雲が見えたが、やはり山はなかなか見えなかった。道中なんとなく道路が埃っぽいように感じた。

途中上信越道で、7:16に信濃追分を通過した池袋行きの高速バスを追い抜いた。関越道に入ると青い空が広がり、遠く右前方に白い富士山が見えた。
2月2日の軽井沢町内の様子はわからない。園芸教室講師の永楽屋ガーデン岡田さんのブログに、写真などが載っているので、気になる方はそちらをご参照ください。同じ町内でもだいぶ様相が違うことが良くわかる。
降灰は広範囲だったと今朝になって報道で報告されているが、追分のように浅間山のすぐ南麓であってもあまり積もっている実感が無い。風の強さと風向きが関係あるだろう。素人考えだが、噴煙が最高2キロまで上がったということだけれど、勿論大きい噴石はすぐに落下するだろうが、塵は軽いから空高く上り、そこから風に乗って、遥か伊豆大島まで飛んでいったのだろう。数値はわからないが大島の方が、追分よりも灰は多く降ったのではないか?というわけで、報道のカンジでは、軽井沢町内の人はみんなヘルメットとマスクをかけているかというと、そんなことはないのです。いたって平穏な朝を迎えた追分です。

双眼鏡で覗くと火口付近が灰が積もっているように見えるが、雲の陰かも?
5年前の噴火のときは9月で噴石や灰によって農作物が被害を受けたが、幸い厳寒期でその心配はなさそうで良かった。ただ、スキー場の雪が灰色になったということだし、軽井沢、中軽井沢方面の露天風呂なども水面が汚れたでしょうか?
どちらにしても、地元でこの程度の反応なので、あまり外野が騒がないで欲しい。

◆永楽屋ガーデンさんのブログの浅間山関連の記事 写真もばっちり。灰が降った跡が帯状に見えるのが写っている。プリンススキー場からだと、山の斜面が良く見えるようだ。
 →http://eilakuya.exblog.jp/i7/