otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

郭公の声

otobokecat2009-06-10

今日は閉店日ですが、飲食店組合の会合にも出たりして、いつも以上に働いてました。(笑)何で本屋がここにいるの?と他の組合員さんには思われていることでしょう。来る夏のイベントカレンダーをそろそろまとめる時期でもあります。
都会なら、もう年末あたりまでの予定が詰まり始めていることでしょうが、さすがにスローライフ?のここでは、まだ二ヶ月先ぐらいまでです。それどころか、目前の三日先のマルシェに持っていく本の選定をしていました。
昨年伺ったので、場所の広さ雰囲気とか、客層とかの見当がつくので、まだ作りやすいですが、新しい場所に出かけていくのは相当なチャレンジで、目論見はハズレ!となるかもしれませんが、でも結構楽しい作業なのです。今年は、小布施の境内アートと佐久のアース・デーに初参加。そこでいろいろ学習しました。天気もまた本屋には大きな要素だということも。
さて入梅してしまったことだし、「かえるの本」なども持っていき、「どうだ」っと、ずらずらっと並べてみようかと思っています。

追分駅前郵便局で発送をした足で、借宿公民館での飲食店組合の会合に向かい、若干空き時間があったので、すぐ近くの遠近神宮にお参りに行ってみました。村の小さなお宮ですが、きれいに手入れしてありました。すぐ頭上で郭公が鳴いていました。追分の村中では郭公の声は滅多に聞かれないので、聞き入ってしまいました。飛びながら鳴くようにみえましたが、どうなんでしょう。今度谷口高司さんに聞いてみなくては。
しばらくして、お宮の脇からぐえぐえっとオオヨシキリらしい声が聞こえてきました。行ってみると葦の原になっています。いかにもオオヨシキリが好きそう。待てよ、オオヨシキリといえば、ヨシキリ族。郭公が托卵するのはヨシキリ族・・・もしや。不運なオオヨシキリの雛がいませんように。
白樺、カラマツと並んで郭公も軽井沢を連想させるものの一つのようです。
バスは当分来ないので、雨も降っていないし歩いて帰りました。下校中の子どもとすれ違いました。このあたりの子どもはスクールバスもなく、登下校時に結構長距離を歩いています。ヘルメットを被るのがなんだか気の毒ですが、長野ドライバーは結構ワイルドな運転ですから、用心に越したことは…。
借宿もまた旧街道筋の村ですが、宿場ではなかったのですが、今残っている家などは追分よりもしっかりしたもので、家々の周りの手入れもされていました。オダマキルピナスが咲きそろっていました。歩いてみるといろいろなものが見えてくるように思います。
店に戻って、本棚作成に没頭しました。