otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

みどりと白と

otobokecat2009-06-07

また新たな講座がスタートしました。その名も「軽井沢・自然散策」。第一回は、地元追分の林を歩きながら、森林インストラクターの高尾さんにいろいろ教えていただきました。
最近空模様がぱっとしない毎日でしたが、この日は久々に陽射しがまぶしく、お集まりいただいた16名のみなさんとエゾハルゼミ時雨の中を1時間半ほど歩きました。

今日のテーマは「みどりと白」。浅間神社で辺りを見回したら、360度みどりに囲まれていました。でもよく見ると緑色にもいろいろあり、木の種類も太さも様々。特にここでは樹齢200年ほどのどっしりした欅の木があるかと思えば、ひょろひょろと太陽を求めて上へ上へと伸びたハリエンジュがあったりします。木が高すぎて何の木かわからないときは、地面にヒントが。栗のイガがあったり、どんぐりや、朴のような特長のある落ち葉や、花のあとなど。折から雪のようにハラハラ散ってくるのはミズキでした。耳を澄ますとぱらぱらと散る音も聞こえました。
神社の裏手から、文学の小道が始まっています。ここを通っていきました。マイヅルソウ、サワフタギ、オドリコソウ、ギンランなどの白い花に出会いました。
ハナイカダの小さな花が葉の真ん中にぽつんと咲いていました。
赤いものの代表は、ウグイスカグラの赤い実。糸を通したら、ネックレスになりそうなぐらい、愛らしいビーズのような実でした。
店に戻り、カフェに入っていただきコーヒーを飲みながら、散策のまとめを少し。ニホンリスについてのお話もありました。
   

次回は千ヶ滝を歩きます。(8月7日)
子どものみでの参加はできませんが、子どもにも楽しめるプログラムが用意される予定です。どうぞ親子で参加してください。夏休み真っ盛りですし、水にも親しむ予定です。
この回は事前予約のみです。定員がありますので、お早めに申し込みください。集合場所等については、申し込み時にお知らせします。