otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

翼をください

雪雲に覆われていたものの、結局雪は降らずじまいの一日でした。本日は週末ながら、町民コンサートに行くことにしたため、大変申し訳なかったのですが開店しませんでした。
定休日以外の休みですが、一年に数回の例外日ということでご勘弁下さい。
GOLDEN☆BEST 山本潤子(赤い鳥/ハイ・ファイ・セット) 音楽に恋してる J’s

本の発送作業を終えてから、大賀ホールに駆けつけました。「町民コンサート」ということで、軽井沢在住の人と別荘所有者のためのコンサートで、町長の挨拶から始まりました。軽井沢少年少女合唱団が前座を務め、メインは元赤い鳥、元ハイファイセットのメンバーで現在主にソロで活躍中の山本潤子さんの出演でした。
山本潤子さんということで会場は中高年で埋まりました。赤い鳥から考えると音楽活動はすでに42年ですが、長身の山本さんは、現在でもスタイルも良く黒のスーツをさらりと着て、胸元にはラインストーンのブローチがきらり、なんともカッコイイ!ギターを爪弾きながらあの往年の美声は健在でした。特にユーミンの楽曲の数々はどれも懐かしいものばかりでした。「中央フリーウエィ」「冷たい雨」「海をみていた午後」「卒業写真」など若い頃本当に良く聴いた曲ばかりですが、実は生で聴いたのははじめてでした。声は年を取らないものですね。
プログラムのなかで「赤い鳥」がヤマハのコンサートでグランプリを取った時の曲である「竹田の子守唄」に一番しびれました。不思議にも今までCDを聴いていても、この曲がいいと思ったことは余りありませんでしたが、今日はなぜか涙までこぼれてしまいました。このときのアコースティックのギターの音色と山本潤子の声が大賀ホールの木の空間に見事に融合した瞬間だったのだと思います。
アンコールの最後は勿論「翼をください」で、軽井沢少年少女合唱団と客席とで合唱しましたが、いまやこの唄はしっかり第二国歌になったなあと実感。もっとも山本潤子さんの歌は男と女の歌が多くて、子どもたちと合唱できるのはこの歌ぐらいではあります。閉塞的なこの時代、翼が欲しいと思う人は以前より多いのではないかしら。
帰宅してから、親しい皆さんと恒例の「山桜」さんでの新年会へ。すっかり遊んでしまった一日でした《汗》。小正月と言うことで・・・。
GOLDEN☆BEST/赤い鳥 翼をください~竹田の子守唄明日からまた頑張ります。


■向かいの蕎麦屋のささくらさんは現在都合によりお休みされています。