寒い彼岸入りに

昨日今日とかなり冷え込んでいる浅間山麓です。マイナス１０℃くらいまで下がっています。この寒さで被災地の厳しさが一層強まるかと思うと、胸がつぶれる思いです。せめてこの寒さを原子力発電所の冷却に使えないものかと、まだ雪が残る地域も多いわけで、自然の力を利用できたらと。
サンダーバードのような国際救助隊はないのだろうかと、天を仰ぎます。

当店は明日から、土日祝日の月曜も開店します。
それから、来週より通常営業となりますので、木曜２４日から再び開店です。

当店の暖簾は仙台にある仙台彦染（センダイヒコセン）さんに染めてもらったものです。若林地区ですので、被災地だと思われます。こちらからご連絡はしません、今はただひたすら皆様のご無事をお祈りしています。
開店一周年以来、毎春暖簾の一字を使ってお礼の気持ちを込めて手拭いを作ってきました。今年の手拭いは５枚目で、初心にかえって「ん」にして、現在製作中でした。３月末が納期でしたが、おそらく難しいと思います。

納期などどうでもかまいません、わたしは暖簾を掲げて、栗梅色の「ん」の手拭いをいつまでも、いつまでも待ちたいと思います。
　一筋の光りにおもえるのです。