otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

春雪が降ると・・・

朝目が覚めると、まさかの雪景色が窓外に広がっていました。確かに夜半は雨が降っていて、雨音を聞きながら眠りについたのですが、明け方の気温が雪に変えたのでしょう。
スーパームーンが見えた天窓にも雪のシャッターが下りてしまいました。
午前8時ようやく止み、枝先までスッポリ雪がのっていました。空もまだ白くあたりは真っ白けっけでした。積雪はたいしたことはありません、せいぜい5、6cmほどの、柔らかい水分の多い雪でした。
こういう柔らかい雪が突然降ると、昨春の白い朝を思い出します。それは4月16日、堀多恵子さんの亡くなった日でした。季節外れのサプライズ、何も知らなかったわたしは、追分を後にして小布施の「境内アート」参加を目指して、雪掻きの遅れた高速道路を匍匐前進していました・・・。
あれからもうすぐ一年。ずいぶんいろいろなことのあった一年でした。
堀多恵子さんを偲ぶ会」がご命日4月16日に軽井沢高原文庫にて開かれます。今年も我々はその日は小布施で店を出すので私はあいにく伺えません。
人数に限りがある(40名)ようですので、参加ご希望の方は早めのご予約をお勧めします。
→軽井沢高原文庫 
tel.0267ー45ー1175  fax.0267ー45ー6626
どうぞ、今年は雪だけは降りませんように。

堀多恵子さんを偲ぶ会」

  • 2011年4月16日(土)午後2時より
  • タリアセン内 ライブラリー・カフェ「一房の葡萄
  • 定員:40名(要予約、先着順受付)
  • 会費:500円(含喫茶代)
  • 内容:朗読 池富美子氏(朗読ボランティア)
  • 談話 相馬正一氏(岐阜女子大学名誉教授)
  • 談話 池内輝雄氏(國學院大學大学院教授)       他

三時間後枝先に乗っていた雪ははかなく落ちていき、白かった林は半分灰褐色に。今度は濃い霧が偲び寄って、木々がにじんで見えます。
今日は閉店日ですが、午後店で「本のまち・軽井沢」の打ち合わせと発送をしました。