otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

遅い目覚まし

三月もそろそろ終盤にさしかかり、春休み期間にそろそろ入ります。新しい年が明けても、ずっと冬眠を続けていた追分宿も、さすがにぼちぼち目覚めないと・・・。本来ですと春分の日の連休が活動のいい準備運動となるはずでしたが、今年は静かなまま過ぎていきました・・・。3月初めに村中線の工事が始まってからずっとこんな調子なので、追分宿だけかと思いきや、軽井沢町全体もやはり例年に比べれば静かな連休だったようです。やはり外出自粛とガソリン不足が大きな要因のようですが、こればかりは致し方ありません。隣接の新潟県では多くの被災者受け入れがすでに始まっていますし、長野県も空いている保養所等を使って1万人ほど受け入れる準備があると知事が言っていましたし、被災者支援はまだはじまったばかりです。
我々は、粛々とできることをすると言うスタンスで行こうと思います。月曜は番頭が長野の組合の市に出かけて行きました。皆さん品物を沢山持ち込んでこられて大商いとなり、震災に負けずに「本」で盛り上げて行こうと誓ったそうです。「元気」は伝染しますから。
というわけで、今晩もしっかり冷えてますが、いよいよ明日より通常の営業日時と致します。ストーブを焚いてお待ちしております♪ストーブは薪ですので、大丈夫です。 

■木金土日と祝日開店 12:00−17:00頃
   0267−46−8088
   中山道浅間神社前あたりが通行止めとなっています。
  追分駅からの道は、アンダーパスが通行止めですので、   軽井沢方面からお越しの節は、1000m林道をご利用下さい。

追分村では、冬の間閉まっていた寿美屋工芸店も店内で開店の準備が行われています。軽食・喫茶の「ごんざ」さんも、経営者が変わり同じく「ごんざ」と言う名で春から開店するそうです。
蕎麦屋の「ささくら」さん、雑貨店「ままごとや」さんも、頑張っています。タイル屋さんもぼちぼちお目覚めか?
今頃ではありますが、目覚ましがりんりんと鳴っている追分です。
◆番頭がフライングでメルマガでお知らせしてしまいましたが、なんと仙台の彦染さんより手拭いが仕上がり、発送可能になったとの嬉しいご連絡を受けました。
彦染さんのある若林区六丁目は海から2キロ以上内陸にあり、津波の被害は辛うじて受けずに済んだとのことです。工場の皆さん全員ご無事とのことで、良かったです。ガスだけはまだのようですが、ライフラインがようやく回復してきて、宅配便も発送可能になりつつあり、送ることができるようになりましたとのこと。まさか納期に間に合うとは思いもよりませんでした。「場合によっては被災地の支援に使っていただいても」と申し上げましたが、大丈夫ですとのことで、有り難くお送りいただくことになりました。復旧した交通網により届くのですね、感謝感激です。
運のいい:「ん」が届きましたら、早速発表しますね。