ともった灯

まあ、よく降りました。
９月に雨が少なかったのを取り戻さんがため？昨夕からまとまった雨が降りました。昨日は午前中きれいに晴れていて、雲一つなく、まさかこれで午後から雨なんて！と予報をすっかり馬鹿にしていたのですが、今回ばかりは完敗です。参りました。
気温もだいぶ下がり、暖助：ダンスケがさっそく点火されました。プロパンのボンベ利用の廃材も燃やせすストーブです。すぐに暖かくなるのがいいですね。ついストーブの周りに人が集まります。（１４日の追分キノコ祭りが中止となり、その日はこのストーブの上には猫町さん作成のキノコ汁の鍋がかかりましたよ。写真：火入れの初日、さっそく芋を焼いてみました）
しかしこれ一台で全館はとても暖められませんし、やはり１０月限りで今年度の油や営業はおしまいになります。
ホンモノ市とホンモノウイークが無事に終了したとたん、中山道のアスファルトの工事が再開。１６日の西半分通行止めに先立ち、１５日はバリバリとドリルの音の中で発送などの室内作業でしたが、もううるさくて仕事に集中できず、騒音というのは人間を参らせると実感しました。特に追分に住んでいると、騒音に弱くなります。

ホンモノウイークの搬出もあって、火曜水曜とお休みしていた油やですが、本日から開きました。今日から猫町ギャラリーで人形展も始まり、いよいよ最後の二週間となりました。明日は、スタジオトリコさんのカメラのワークショップもあるようです。
どうぞよろしくお願いいたします。

昨日今日と若干ペースダウンして生活しました。なにしろこの秋二回も転んでしまったのです。どちらも暗がりで足裏の踏ん張りを失っての転倒で、ちょっと自信喪失。そんなわけでこのところ常にどこかが筋肉痛です。幸い都会と違って地面の上だったので、大事には至らず、擦り傷程度ですが、やはりこの三か月のオーバーワークが原因か？はたまた筋肉の衰えか？
それにしてもオープンからまだたった３か月。去年の今頃はまだ油やの工事もろくに始まっていなかったことを考えると、よくもまあ一年でここまで来たと思うと同時に、これはかなり無謀だったなあとも。転ばないとブレーキがかけられないとは情けなし。
このすさまじいばかりの繁閑と気温の乱高下！これからあと三か月で、さらに冬のどん底まで落ちていくのですから、この地で生きていくのは本当にスリル満点です。
すべての落葉樹の葉っぱが木から去って、空がばっちり見えた頃、私はどんな気分で来年のシーズンのことに思いをはせていることでしょう？いままだツタウルシの紅葉が始まったばかりです。

油やはもう大きな工事もないので、その点は気が楽ですが、代わりに来年度は運営の仕方を考えていかなくてはいけません。この夏たくさんの方に支援をしていただきましたので、その期待だけは裏切らないようにしないと。
油やにぽっちりと灯った火を絶やさずにいくことが、これからの使命です。