otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

静かな明るい年

廣田神社 巨大絵馬

暮れに大雨がたびたび降ってちょっと空模様は暴れたものの、新年は穏やかな天気で迎えられました。
今年はこの静けさを大切に暮らしていきたいとしみじみ思っています。

恒例の御節の前の三か所初詣も無事に済ますことができました。南紀に行っていた青年Rも年末に合流し、家族そろって新年を迎えられるのは本当に嬉しいです。
まず「三大厄神」のひとつ門戸厄神(もんどやくじん)さんへは実家より歩いていくことができます。歩いていく途中の家並みは年々変わってきていますが、一時はすっかり年寄りの多い老朽化した地区になっていたものの、阪神淡路震災後に大きな変化があり、中高年、若い所帯の家のしゃれた家も増えました。西宮は被害も大きかったところもありましたが、ここ岡田山は竹林も多く被害は最小限でした。西宮北口に阪急の西宮ガーデンズが数年前にでき、震災後の区画整理がほぼ完了したという感じです。
甲山大師は山の上にあります。下の駐車場から110段の石段を上がっていきます。晩年の父は上るのを嫌がりました。今年は母と家族4人でちゃんと上り、融通小判を新旧交換して、鐘をついて、神戸の港を一望して、無事にお参りがすみました。
最後にタイガース神社でもある廣田神社へ。青銅の大屋根に風格があります。青年Rは今年が年男なので、巳年の絵馬を買いました。
緋袴の巫女さんからお神酒をいただいたら、すきっ腹に沁みました。いつものことですが、ここで「早く帰って御節を食べよう」という気分になるのです。
初詣を三つはしごして自宅へ戻り、ここからは食べて飲んで、まどろんでという、の〜んびり正月に突入します。呑み助の父がいなくなってもこの風習は続いています。
恒例のことをし続けることが大切ではないかと思います。