otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ぼんぼりが灯った道

otobokecat2013-03-22

そろそろ24年度もお終いです。ほぼ二年間かかった中山道の工事も終わろうとしています。長かったです。お客様にも本当にご迷惑をおかけしました。冬の時代がようやく終わろうとしています。
つい数日前に、道の南側についた電燈に灯が入りました。行燈のような和風の電灯で、電球の色は少し黄色がかった電球色。傘のついていないタイプなので、下の道を照らすというよりも、ボーっとあたりが明るくなるという感じです。今までは電柱に付いた電燈の蛍光灯の白い電気でしたので、少し華やかな感じがします。懐中電灯が必需品だった村中線が少々明るくなりました。今までの自動販売機の明かりだけが煌々とついているというのも風情のない話で、少しはましになったといえるでしょうか?
ポケットパークなるものについては、今は触れないことにします。長くなりそうなので。また、浅間神社の前の大きな駐車場については、まだ使用ができません。大型バスが停まれるとか、芝生のスペースがあるということについても、同じ理由で今はあえて言及しないことにします。
路面は、再三の陳情の甲斐あって、とても見栄えとバリアフリーで安全なものになりました。粗い石を混ぜたアスファルトにグレーの液を吹き付け、さらに研ぎだして、最後に目地をつけて、石畳風アスファルト舗装が誕生しました。歩道と車道の間は段差のないソフト分離。白線の代わりに排水溝のスリットがついています。道の表面は端から端までフラットで、車いすや自転車、乳母車にも優しい作りです。わずかな段差がとても危険ですので、このバリアフリーはいいですね。
目地を入れたことで、雪や雨の後の乾きも早い気がしました。
いいことばかりならばいいのですが、あまりにも路面がスムーズすぎて、この分だと格好の抜け道になってしまう恐れがあります。バンプや、信号のない道は、危惧していたことではありますが、車のスピードを上げさせます。堀辰雄記念館・郷土館の駐車場から建物へ道を渡る人々、歩道を歩く小学生、自転車で登校する中学生と、このスピードを上げた車が接触しないかが心配です。あるいは道路をのこのこ渡る猫どもも。
わざと車道を狭く作るとか、バンプを作るとか、蛇行させるなどして、スピードを上げさせない工夫をしてほしいと頼んだのですが、雪かきに不都合という理由で聞き入れられませんでした。
せめて、制限速度の看板や、入り口出口に歩行者優先の看板を立てるなどして、事故を防ぐ工夫をしたいものです。
安全だけではなく、スピードを上げて走ると、この路面は案外音を出すということが判明しました。
抜け道に使おうかと思っている方へ。
残念ながら、分去れの信号待ちはとっ〜ても長いです。急がば回れ。18号線が渋滞しているといっても、大したショートカットにはなりませんので悪しからず。