otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

長門温泉

峠を越えて、2月1日からの諏訪での「蔵元古本市」の納品に行ってきました。ほかのみんなは明日ですが、明日の都合がつかないので一日早くさせていただきました。感謝。
このところ寒さが緩んで、冷凍庫だった追分も日中は冷蔵庫並みに。信州の中でも寒めなここがそうなのだから、とちょっと油断していましたら、和田峠のあたりから、だんだん怪しくなり、みるみる気温が低下していき、フロントガラスに当たる雨がへ、霙から雪に変りました。標高1300mは吹雪いていました!諏訪に四時に着いたら、雨に戻っていたのでほっとしましたが。
今回は、真澄の手前の「横笛」の伊東酒造さんの二階の部屋を拝借することに。さっそく搬入。重厚なテーブルを拝借することができて嬉しいです。什器がいいとやはり見栄えが断然違います。馬子にも衣装です。その上に変なクロスは使えないと思い、祖母の帯をランナーにしてみました。初めての場所に飾りつけをするのは結構好きです。時間制限がなければもっと楽しめたかもしれないけれど、是非帰りに「横笛」も蔵元で購入したくて、それを励みにせっせと陳列しました。
分量はやっぱりちょっと少なかったかな。しかし二階への持ち上がりなので、すこし押えました。他の皆さんが陳列すると、ここは相当良い空間になりそうです。
横笛さんのお酒を仕入れて、 暮れかかる諏訪をあとにしました。
今回は温泉一泊は断念し、道沿いに見た日帰り入浴施設に立ち寄って帰ることにしました。

長和町という町にある「やすらぎの湯」へ寄ってきました。合併で町名も変わったのですが、もとの名は長門町の長門温泉。歴史のある温泉のようです。静かな町にしては大きな施設でちょっと驚きました。信州のあちらこちらにこういった地元民の為の施設があります。入り口で下足をしまうとあとは絨毯が引きつめてあるので、スリッパなしで、とても開放感があります。入り口に物産を売るスペース、居間のようなロビー、食堂や、大広間などがあります。広い温泉はとても質のいい温泉でした。
帰宅前に風呂に入っていく地元の車が、玄関前にたくさん停まっていましたが、中は広いので混んでいる感じはほとんどなかったです。風呂上りに長門牧場のアイスクリームを頂きました。いい施設を見つけましたよ。

古本と酒が日帰りでは実現できないので、古本と温泉です。