雪は地面の幸

　ようやく降りやみました。結局昨日一日中降っていました。あたりはこんもりと雪が積もり、吹き溜まったりしているところは４０ｃｍ位、ガレージの屋根などさえぎるものがあまりない平たいところで３０−３５ｃｍというところです。昨夕の感じでは、もう少し増えるかなと思っていましたが。
午前十時にようやく晴れて青い空が出てきて、一気にベランダに吹き込んだ薄いところや枝の上の雪は消えてきています。太陽光線恐るべし。
地面の雪は気温が低いですからさすがにしばらく根雪となるでしょう。そしてこれが地面にとって春を待つのに大切なカバーになってくれます。温度も、水分も確保できて、地面の下の生き物にとっては、幸いなのです。まさしく先日の絵本のごとし。

我々には、まず家から脱出するのに雪かきから始めなくてはなりません。いじっていないところはおそらく軽い雪です。道路端は圧雪されて、固い雪です。昨日作っておいた歩行用溝をちゃっかり使った奴がいます。今日の積雪は、猫だったら埋まってしまう深さです。

都会の雪に慣れていないところにとっては、きっと足元が大変になっていることでしょう。喜んでいるのは、週末でお休みの子供たちだけかな。昨夕、助っ人のＮさんがわんこのお散歩に来たついでに寄ってくれましたが、犬は雪に興奮気味だということです。歌の通りですね。

今日も来客は極めて少なくて、静かな店内でした。