地下でつながっているのか？

季節の変わり目のせいか、遠い昔のような気がしないでもないですが、御嶽山噴火からまだ二か月しかたっていないところに、阿蘇の噴火に続いて、列島のあちこちで、火山活動が活発化しているというニュースを耳にしました。蔵王や、北アルプス立山連峰の地獄谷でもガスが噴出しているとのこと。
阿蘇山は飛行機の運航に差し支えるほどあんなに噴煙が出て、火炎現象も見えていても、まだ「レベル２」だというのですから。
人的被害が出ていないのは幸いですが、ふもと住人の生活への影響はもとより、観光が大きな産業である地元にとっては、今回の長野県の北部の地震といい、火山の噴火も大きな損害となることは間違いない。同じく火の山の麓に住む身としては、他人事ではないのです。阿蘇山は結構ゴルフ場が回りにあるようです。安全性は何とか確保できたとしても、やはり屋外のものはちょっと厳しいですね。

浅間山にはたくさんの監視カメラや計器が24時間山を監視しており、山が膨らんだりしたり、微動の地震が群発するようになれば、すぐに警報が出るとのことですが、一応、山の真ん前に住んでいるので、毎日自分で目視してみたいと思っています。

今日は雨上がりのすごくいい天気となりましたが、山にかかった雲はついぞ晴れず、山姿を拝むことはできませんでしたが、山の裾野がちらりと見えたところ、やはり白かったです。2000ｍ以上はきっと白いでしょう。空気が透き通って、気温も久々に10℃以上の小春日和の一日でしたが、インターネットの不具合で、午前からずっと対応に追われて残念なことでした。電話がつながるのにだいぶかかりました。故障の原因は静電気かもしれないとのこと、無事復旧しましたが、直すコツを覚えているうちは、トラブルは発生しないのでは…嗚呼？

火山のふもとで

地球は火山がつくった―地球科学入門 (岩波ジュニア新書 (467))