otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

鳥が案内人

otobokecat2015-01-12

昨日野鳥のことを少し書きました。
軽井沢には国設野鳥の森が中軽井沢/星野温泉の奥にあり、日本の野鳥保護に尽力した「中西悟堂」の銅像もたっています。昨年「青い鳥見つけた展」を文化磁場油や・ギャラリー一進でやった時に、ちょうど日本野鳥の会の定例探鳥会がこの野鳥の森であって、猫町ギャラリーの作家:天野千恵美さんと一緒に参加しました。野鳥の会の皆さんと歩くことで、プロミナに入れて姿を見せていただいたり、様々なことに気づかさせていただけます。
日頃、野鳥は身の回りにいくらでもいるのですが、案外ちゃんと見ないと見えないものです。冬の今でこそ、ヒマワリの種を出して呼び寄せて、しかも葉が一切ない裸の林なので、姿もよく見えますが、本来彼らも護身の必要があって、その姿を好き好んでひけらかしているわけではないのです。

私は長野県に来る前は、東京の西荻窪に15年ほど住んでいて、善福寺公園も近くでしたが、ここが日本の野鳥の父ともいわれる中西悟堂に所縁の場所であり、今の軽井沢もまた縁があるということで、何らかのつながりを感じています。

西荻在住時代にお知り合いとなった中西悟堂研究家 西村眞一さんがお知らせが届きました。西村さんは野鳥の本(特に中西悟堂本)のコレクターとしても有名な方です。

善福寺川「水鳥と棲む水辺」創出事業シンポジウム”
◆1月31日(土)午後1時30分〜
◆杉並区立勤労福祉会館ホールにて (青梅街道桃井四丁目交差点あたり)
◆最寄りのJRは、西荻窪駅 徒歩15分
 参考 :http://www2.city.suginami.tokyo.jp/event/event.asp?event=23413

基調講演は、西村さんが『野鳥の父・中西悟堂善福寺池』をするとのこと。
今回は、中西悟堂生誕120周年のスタートを飾る講演会ということです。
西荻窪に行くことのできる方、是非お出かけください。

◆参考:すぎなみ学倶楽部“知られざる偉人「中西悟堂さん」”
http://www.suginamigaku.org/2014/11/post-595.html

■1.基調講演「野鳥の父・中西悟堂善福寺池
【講師】中西悟堂研究家 西村眞一

■2.音楽コンサート
区立杉並第二小学校ウインドバンドによる吹奏楽

■3.パネルディスカッション『善福寺川を楽しもう』
○コーディネーター(進行役)  
 すぎなみ地域大学学長 木原秋好
○パネリスト(発言者)
 前橋工科大学名誉教授 土屋十圀
 元財団法人日本野鳥の会理事 西村眞一
 ライフ計画事務所取締役計画部長 村岡政子
 東京都下水道局第二基幹施設再構築事務所設計課長 武藤真

昨日テレビで、アサギマダラ(蝶)のことを取り上げていましたが、野鳥といい、蝶といい、小さい体の生き物に驚くべき能力と行動があるのには本当に驚かされます。身近にみられる野鳥に関心を寄せて、ひいては川や自然に目を向けていってほしいと思います。

昨夜の雪の上がって、青い空が広がっています。白い浅間が姿を現しつつあります。積雪は10cm未満の模様です。典型的な冬の風景の追分です。