otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雨音♪を聴きながら

例年のことながら、いつもちょっとショックに感じるのは、「北海道に桜が咲いた」との報が我々より先に入ること。
ここには辛夷がようやく咲いたところだというのに…。もうこうなったら「日本一遅い桜の開花」をこの際売りにできないか?しらと。
冬の寒さは北海道の数字が上回っているように思うのですが、なぜか毎年サクラの開花は、北海道に負けます。ガクっ!

花の少ない現在は、タンポポも愛らしく感じます。そのうち、あたりがひょろりとしたタンポポとその綿毛だらけになって、うんざりですが。
時折雉がケーンケーンと鳴いています。

15日に水出しして、いよいよ油や内の掃除がはじまりました。年の初めは蜘蛛の巣払いと、窓ガラス拭きも。
掃除を担当してくださっているFさんによると、今までで一番汚れが少ないとのこと。おそらくこれは3年間建物を使ってきた成果であり、また昨年は閉めた途端に急激に寒くなったことも一役買っているかもしれません。蜘蛛の巣をはるチャンスもなかったというわけかと。
とはいっても今日など結構館内は寒くて、ストーブ点けてしまいました。掃除を終えて外に出たら、外の方が温かかった(涙)

新しいメンバーである草木染のアイズカンパニーさんの搬入がありました。
そのお隣には豆猫堂という可愛い部屋も新規オープンします。今まで倉庫だった部屋を自ら改装する猫町さんの二人は、DIYの達人です。骨董屋で仕入れた什器も自分たちで運び込み、掃除をして、ニスを塗ったりして手直しをして、什器があつらえたように鎮座しました。ご両人、それにしても馬力があるなー。

日本列島を春の嵐がなめまわしている今日。日中の雨は大したことはなかったのですが、そろそろ明日になろうとする夜半になって、急に激しく降ってきました。雨どいのない我が家は、家の北も南も屋根のふちから雨がしたたり落ちて、天窓もあるしで、大雨が降るともうかなり家の周りが騒々しくなります。
ま、これも降っているのが雨だからで、雨音が聞こえる季節にようやくなりました。5か月ぶりです。天窓を叩く雨音が少々高い。少し霙も交じっているのかもしれません。
浅間山の上は雪なのか、雨なのか…?←雪ではなかったようです。

池の水も少し回復するかもしれないなと、感慨深い深夜の雨音です。
かつて堀多恵子さんが、カエルの声を静まらせるのに工夫したという池は昨年から干上がっていましたが、このところ春の雨が少し溜まっています。
ルーサイトギャラリーの外のチビ池にもカエルがいたのですが。
どこ行ったのかな。

「池に水求む!」モトイ、「泉よ湧いて!」