otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

虫たけなわ

信じられないことに、夕暮れが少しずつ早くなっています。
今週半ばには旧盆。
盆踊りの太鼓が聞こえてくると、叢の虫の音も一段と増えて、秋の気配がはっきり見て取れるようになります。

「最近雷雨がない」とほざくと雷雨が連日あり、口は災いの元!と黙っていたのです。ひやひや。
ここ数日はお湿りなく静かでしたが、昨晩は夜中にたっぷり降ったらしく、朝はちょっとクールダウンしていました。
夜間の雨はいいですね。

先週の落語は、トウナス:かぼちゃ売りの人情話でした。
しの八さんがお名前に引っ掛けて「ここを蜂「はち}の巣にする」と言ったその舌の根も乾かぬうちに、翌日油や新館の屋根裏に大きな蜂の巣があることが判明!!かなり大掛かりな撃退が必要とあって、素人では手におえず、蜂バスターをお呼びしました。そのことをしの八さんに伝えたら、本人も眼をまん丸にしておられました。この際、「しの蜂」さんにしたほうがいいのでは??
実は落語開催中も虫がぶーんと迷い込み、アブだというのでさされるといけないと、補虫網が登場するという一幕もあったのでした。
そういえば、油やの敷地内の一本の木に、8月のはじめにカブトムシが発生して、長年住んでいても初めて何匹ものカブトムシが木を這い上がっているのを見ました。こういうニュースは伝わるのが早い、翌日は虫取り網持った少年が木の周りにいました。

8日のモーツワルトのコンサート時も窓から、涼風と共に、蝉の声がコンサートに参入したようです。

虫の王国真っ只中の追分です。

今年も油や回廊にでっかいオニヤンマが迷い込むようになりました。
泉からの水路はもうないけれど、風に乗ってかヤンマが油や内に迷い込むのです。
なぜかこの回廊は風は玄関へと抜けていくのに、ヤンマは開いているガラス戸から外に出られず、羽音を立てて、出してくれと騒ぎます。

コオロギやクツワムシの羽音が叢に響くようになってきました。 11日
11日は30℃を超しませんでした。夏の峠は越したかもしれません。