otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

どんぐりの雨

otobokecat2015-10-20


ホンモノウイーク開催中あと一週間です。(一進)
晴天が続いて、空気がカラカラです。紅葉も早めになっている気配。ここ数日はまさにピークです。銀杏が黄色く、もみじが緑から真っ赤まで、グラディエーションがついて、とっても華やかです。
今朝は珍しく霧が巻き、紅葉した葉っぱには良いお湿りでした。間もなく晴れたら、その後、気温が急上昇。日中は20℃以上あり、びっくり。佐久へリハビリへ行ったら、あちらは25度もありました。小春日和?よりも暖かく、インディアンサマー?というべきか。
浅間山がぼんやりとかすんで、かなたにぼーっと見え、どちらかというと春の浅間のようでした。
県内の3000m級の山は冠雪したとのことですが、浅間はまだで、藤色一色の山が霞んた空に溶け込みそうな、そんな風景でした。白くお化粧するのはいつになるでしょうか?冠雪する頃ともなると、空がすんで、稜線にアクセントが付いて、くっきりと山が見えるのです。
寒さが緩み、ちょっと気が緩みました。ここ数日、「水抜きは何時するか」「薪の調達は?」といった冬に向けての会話ばかりだったのですよ。

さて、工作舎から岡崎さんの本が出ました。
岡崎武志さんは同年代ということもあり、古本屋をやるに当たり、東京に住んでいるときに何かとお世話になった「勝手に師匠」的な方です。
我店を取材していただいた記事が掲載されたのが、バージョンアップされた「きまぐれ古本さんぽ」が出ました。
おもえば開店直後の取材でしたので、9年たった今読むとかなり懐かしさがあります。気恥ずかしくもあり…初心忘れることなかれ、気を引き締めて、やっていかねばと思った次第デス。

気まぐれ古本さんぽ

気まぐれ古本さんぽ

新しい店もたくさん載っており時代の流れを感じます。
↓こちらは古い方。ともに「なずなや」澄子さんのイラストが表紙です。

こちらはくっきりして見えた日の浅間山