魂の塊

昨夜(今朝）はついに-１６℃までいったようです。
鳥たちに、出来心で水を出してやったら、あっという間に凍ってしまってびっくり。日中、日差しはさんさんと降り注いでいたものの、気温は真冬日だったようです。それでも太陽で屋根の雪は少しずつ融けており、ツララがどんどん成長していきます。

錦織圭選手は結果的に残念でしたが、思えばたった一人で頑張っているわけで、王者相手に凄いなと思いました。
夜、サッカー男子Ｕ２３のオリンピック予選では、選手、監督、コーチたちが試合後、抱き合って、団子になって、切符を勝ち取った勝利に涙しているのを見るにつけても、錦織選手は孤独な戦いだなと。ちょっとかわいそうになりました。

一方、Ｕ２３の試合は、毎回はらはらさせられて、でも最後にゴールを決めて、試合ごとに力をつけてたくましくなっているのに驚きました。チーム力の素晴らしさ。ベンチの２３人の総合力と言葉では良く言うけれど、実際ヒーローは日替わりだし、スタメンや選手交代でそれぞれの良さを引き出せた監督も大したものです。２，３日おきに白熱したサッカーを暖かい部屋で見られるのは有り難いです。家に籠りがちなこの時期にぴったりです。刺激を有難う。

ピッチの上に折り重なって団子になって喜ぶ選手の状態を、監督は「あれこそ魂の塊りです。」と表現していましたけれど、まさにその通り。スター選手のいないチームでむしろ良かったのかもしれません。
もっとも名が出ている選手ともいえる南野選手は、ゴールこそきめなかったけれど、実にいい動きで相手を惹きつけて翻弄して、むしろいいおとり作戦になっていたかもしれません。
４日後にまだもう一回、観戦できると思うと嬉しいです。
冬鬱も吹き飛ばすスポーツ観戦ＤＡＹでした。