otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ひずみのごとし

なんとなく落ち着きのない一日でした、気分的に。
なにしろ家の中のいくつものデジタルがさっさと3月1日を表示しています。
温かく始まって、雨なんか降ったと思ったら一度止み、午後霧が出てきたと思ったら、四時頃白い綿のような大きめの雪が降りしきり、地面はまたまたうっすら白く、でもお化粧直し程度の雪でした。

夕方になるといつの間にか冷えに冷えてきて、あらま西の空は茜色に光っていました。
空模様も迷走気味でした。最高気温は10℃まで行ったらしいのですが、明日はなんと2℃の予想です。
それでも、北海道のすさまじい吹雪を報道で見て、車の屋根に50cmも積もった状態は、ふと二年前の大雪がフラッシュバック。
それに比べたら、この程度の天候変化はどうってことはありません。
北海道はこの冬雪に痛めつけられているような、くれぐれもお大事に。

ここは雪掻きがなかっただけでも御の字です。
長野の北の方も警報が出ていました。

さてデジタル表示を直さなくては。ヘルスメーターとか、炊飯器とか。

なでしこジャパンも、日が悪かったということで、気を取り直して頑張ってください。
あまりに過密スケジュールでありますが、ホームでできるのですから。
ま、それがいいかどうかは分かりませんが…。

4年のひずみがぎゅんと調整された、そんな一日でした。


そんな29日でしたが、それを逆手にとって四年に一度のイベントを開催したところもあるのですね。
しかも懐かしのプラレールを使って、廃線跡の農道で、プラレールを走らせるという実にアナログなイベント。

国鉄篠山線の最終運行を再現したそうです。 篠山線は1972(昭和47)年2月29日の運行を最後に廃止されたのです。イベントそのものは28日の日曜日に行われたようですが、おもちゃの「お別れ列車」を往復約2キロ走行させるというイベントが、全国から寄せられた約7500本のプラレールを使って行われたそうです。
「チームリボーン篠山線」(松本剛代表)が再現イベントを企画。
プラレールの寄付をインターネットなどで呼び掛けたところ、目標の5千本を大幅に上回ったとか。
4年に一回開催というのが面白い。プラレールというおもちゃの存在も思い出しました。うちにもありました。モデルチェンジが多い中、あのレールはずっと変わらないのだそう。
年代を問わず楽しめるイベントもいいですね。

ココがお天気でよかった。