otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

藤は何処へ

一日を終え、まだ日が残る夕方、一念発起して久々の千ヶ滝温泉へ。
追分でも藤の花が見られるようになってきた今日この頃、そろそろあの大藤の花に会えるかと思い、平日、晴れた明るい夕方というと、今日だ!というわけでした。(温泉の住民割引狙い)
仕事が終わってから、いそいそとお風呂の支度をして、いざ出発。

道中、電線に絡み付いた藤の花はまだちょっと早いかな、そういえばアヤメもまだだし…早かったか?
とちょっとドキドキしながら、千ヶ滝温泉方面に向かいましたが、
あれっ??
そこに藤の花はありませんでした。
藤の花というよりも木そのものがなかったのです。


↑これは昨年の藤の花姿です。2015年の5月26日に撮ったようです。
やはり、たとえそこに樹があったとしても、見られなかったかもしれませんが…、もはやそんなことどうでもよい。
がっかりしてしまって、せっかくの温泉も楽しめず。
露天風呂につかりながら、でキビタキのヒリヒリという声を聴きつつ、ボーっとしてしまって、長湯してしまいました。


確かに、山に勝手に生えている藤は、他の木にたかって、ツルで締め上げる、なかなかのワルではあります。
駐車場の真ん中に立っていたあの藤の大木は、どうしたもんじゃろのう?と関係者を悩ませていた問題の木なのかもしれません。

最後の花盛りを見納めできたことを、せめて良かったとしよう。