otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

跳んだ一か月

otobokecat2016-12-01

ついに師走です。
この前の月:11月はプライベートのドタバタの収集で、すっかり跳んでしまいました。
老老介護という、いまだかつて我が家では直面したことのない問題が、ついに破たんしたのでした。

フライング気味の降雪はあったものの、青年Rの結婚式などの冠婚葬祭も昨年のうちに終了して、私の膝痛も3年という月日をリハビリに費やしてほぼ全快していたので、なんとかこのピンチを乗りきる事が出来ました。

おそらく、夏から秋にかけて、私が多忙にしていたので、言い出せなかったのでしょう。
もう少し早く手を打っておけばと悔やまれますが、最善の方法で何とか切り抜けました。

二人揃って介護施設に入所し、それぞれのリハビリや医療的な問題に、医師や看護師、介護士の方々にお力を借りて、向き合うことに。
入所二日目、母の腰のリハビリが早速始まり、歯の検診も受けたようです。

自宅から出るということは大きなチャレンジでしたが、プロフェッショナルな介護を受けることがこれでできるわけです。
自宅にまた戻れる日まで、回復できるものならぜひそうあって欲しいと思います。

今回初めてこういう施設に入りましたが、特にこれからの季節、感染症予防にも工夫されていました。
おやつが持ち込めないのは甘党の人にはちょっと残念ですが…。なにしろ衛生第一です。

ケアマネージャーさんとか、相談員さんがどんな些細なことにも耳を傾けてくださって、初心者には心強いことでした。

しかし、帰りの新幹線を待つフォームで、足を止めた途端に、これでよかったのかと、心配になってきました。
「とも白髪」という神々しいおめでたいはずのことが、実は過酷な現状。
高齢化社会が目の前に突き付けられた11月でした。
我々はどうやってそこへ突入していくのか、はたまた、到達できないのか。
列車の窓にため息をついている自分が写っていました。