otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

暖助登場。

24日夜に追分で撮影していたテレビのミステリーが放映されました。
内田康夫さん原作「追分殺人事件」の信濃コロンボです。
追分関係者はエキストラで出ていたり、撮影場所もたくさんあったので、観ていた人も多かったと思います。(なぜか旧軽銀座も映ってましたけれど。)
またたま点けたら追分が写っていたので思わず見たという友人から、「油やも映っていたね」とメールがいくつも来たりしました。
撮影時、文化磁場油やは冬季休業中だったのですが、玄関前とホールを使っていただきました。
油や関係者で画面に出演したのは、「暖助」ひとりでしたが、まさかあんなにばっちり映っているとは。東北の震災復興支援で作られたストーブです。一番映るべくして映った?
あいにく雪の舞う中の撮影で、俳優さん、スタッフさんはそれは大変でした。水も抜いてしまって、トイレも使えない中で、せめてストーブでも点けて差し上げようということで、番頭N氏が点けたものでした。薪ストーブで、スイッチポンではないので、番頭さんの機転が効いたというわけです。
階段上からのアングルや、ダンスケをはさんだカメラワークなど、さすがです。
お役に立てて良かったです。
追分の中ではほかにもあちこち映りました。
雪の後の日に浅間神社の庭で撮影した馬子唄のシーンには、地元の知った顔も見えました。
ササクラさんの蕎麦打ちシーン、公民館まで。
信濃追分駅の「馬子唄人形」というのが面白かったです。いつもあるといいのに。
一番ユニークだったのは、分去れ(わかされ)のところ。あんなに観光客の姿が見られる場所ではないので、こんなに人影が!!と驚きました。エキストラさんご苦労様です。まさか毎週末エキストラを配置するわけにもいきません。にぎわいの創出?でしたね。

なぜこの地が「追分」というのか、分去れ(わかされ)ってなに?ということを、知らない方も多々あると思うので、そのあたりドラマの中で説明もあって、告知にはなったでしょうか?
寒い中の撮影、本当にお疲れ様でした。

その追分にもようやく桜がほころび始めています。

「東北でよかった」がちょっとしたキーワードになってしまった昨今。さっそく切り替えて、東北を誇りに思う人たちの懐の広さに感嘆します。「ことば」にはやっぱり良くも悪くも魂が宿るのだと思うのです。
明日は我が身。
悪く言われても、そうかしら?私はそうは思わない、と言い切れるかどうか。そしてそれをどう表現するのか。まずは、すべては気持ちの問題ではないでしょうか。

PS.カモさんは数日いたものの、最近は見かけません。またいらしてください!!