otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

なつかしき眩しい世界


ここ数年5月は嵐のように過ぎていきます。ふと気が付いたらもう6月です。日記はもはやマンスリーレポート(月記)になっています(汗)。
Face Bookも使ってみてはいるのですが、やはり文章が変ってしまって、うまく使いこなせません。同じ光の画面上ではあっても、まだブログの方が馴染む感じです。
というわけで、久々に机の前に座っています。私はノートパソコンになっても、以前のようにパソコンは机の上にあり、モバイルではないのです。否、モバイルにはしたくはないのです。

昨晩から結構まとまった雨が降っています。
まあ、梅雨ですからね。

昨日は「追分流」2号の編集長の取材に同行させていただきましたが、梅雨の合間の爽やかないいお天気だったのは幸いでした。写真も撮りますからね。追分流な方々にお目にかかるのは嬉しいです。

緑の世界は次々に場面が変っています。
花の樹は、やまぼうしがそろそろ終わりです。
地面には白いアヤメ、ドクダミアジサイユキノシタ。そういえば割と白い花が多いですね。

声は朝は郭公、日中ハルゼミ、夕方ホトトギス夜フクロウが聞こえることもあります。
もちろん晴れたらのことです。ハルゼミは晴れた温かい日には思いっきり鳴いて、訪れた人に不思議がられます。「もう蝉ですか?」
二週間前の宵曜日に油や駐車場に猿が目撃され、誰も信じなかったら、屋根に足跡が残り、別の場所で親子らしき姿も確認でき、久々に追分猿がいるようです。
皆様ご用心!追分にはあまり猿はいないのです。
キツネ君は結構頻繁に夜、1000m林道で姿が見られ、自宅回りで吠えているのが聞こえます。

家の前の工事現場化はようやく終了して、むき出しの地面が広がっていますが、砂山や重機は無くなりました。ここは良く鹿が出る場所で、地面に緑が出てくる頃にはまた鹿が現れるかもしれません。

今日の雨はかなりのものです。水たまりも出現しているのでは?
山道は川になっているかもしれません。気温も下がっている模様。

昨日伺ったお宅で、昭和30−40年代のアルバムを拝見させていただきました。
もう自分のアルバムかと見間違えるくらいで、そこには、広がった浅間高原で浅間山をバックに撮った家族写真や、眩しい白い道、ポツンと建つ家、和服姿の年輩の方、麦わら帽子を被った子どもたちが写っていました。なにより樹がろくになく、空が広い!
半世紀前の追分の姿です。

同じ風景を取り戻すことはできない、なぜならそれが自然の変化だからです。
でも都会のようにに宅地化、都市化して人間が大きく変えたのではなく、
自然に手を加えないとこうなるということが目の当たりになるということは、見つめるに値すると思います。
だったら、この噴出した緑の恩恵を受けようじゃないか、と思います。
そうするしかないというのが現状です。