otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

上へ


ここ数日、空気はもう秋のものになり、長そでを着ています。朝晩はそれでも寒くて、ホットカーペットにスイッチを入れたりしています。さすが?標高1000mです。

ギャラリー一進は群馬;安中の方の展示中で、近いこともあり、ご案内状を出したら、連日沢山方に来ていただき、その流れで喫茶が混雑していますが、昨日は珈琲に加えて、カフェオレ、チャイなどミルクものが大人気でした。
先週まで人気のアイスコーヒーやクリームソーダ、スイカサイダーのオーダーはあまりなくなりました。喫茶経営は難しい!


行方不明の坊やを助けたボランティアの方の「子どもは登りを好む」という一言は、とても惹かれる話で、経験値の大切さを感じました。
還暦過ぎた私のような人間だと、山の中でもし何かあったら、むしろ下りを選択するような気がするのですが。
川の氾濫、津波の襲来などには、確かに上へ上へという行動は正しく、教育や介護の現場で人間の本能について考えることは大切だと思いました。
今は亡きうちの猫は、用心深く、休む時、逃げるときは家の中でもできるだけ高いところに行きました。カーテンも登り、箪笥の上、天袋の中など。動物の本能かしら。

古本屋でも文化磁場油やでも、来た方のうち多くの方が二階に興味を持たれます。「上は倉庫です、宿泊者用」ですとお断りしていますが、やはり「上」への関心があるのでしょうか。

私がこうして標高の高いところで林住期を過ごしているのも、高いところへ向かう意識があるでしょうか?
ふとした瞬間、空を眺めたり、山を拝む時、標高の高さを意識し、なんとなく優越感を感じることがあるのも事実。星や月に1000mは近いとか、なんとも微々たるものですが(笑)。