ついに、ごろごろと…
長く厳しかった冬が、ほころび始めたサクラとともにほどけていくような今日この頃である。
予想通り、花粉はあまり飛ばないまま、ピーク時はすでに過ぎたとのニュースは嬉しい。 わが町には女子大があるので、3月はサクラより前から、すでに街に華やいだ雰囲気がある。春休み中の週末は、普段よりも家族連れを多く見かけるような気がする。卒業や、進学は子どもたちにとって大きな節目。宿題の無い休みはいいよね。
3月25日(土)〜26日(日) は中央線古書展(西部古書会館)がある。
混雑は苦手なので、いつものごとく午前中の「戦場」を避けて、午後になってのこのこと高円寺に出かける。会場では黒ずくめの岡崎武志師匠もお見かけしたが、真剣なまなざしで棚に向かっておられたし、こちらも本に集中しているので、声はかけなかった。本日の収穫は?
- 『カフカの迷宮 悪夢の方法』 後藤明生 岩波書店 1987
- 『福永武彦詩集』 福永武彦 岩波書店 1984
- 『京都・美のこころ』 京都新聞社編 加登藤信撮影 鹿島出版会 昭和48年
- 『家庭のお菓子』 福島登美子 婦人の友社 1982
- 『花の寺』 岡部伊都子/文 葛西宗誠/写真 淡交新社 昭和38年
- 『エンピツ画のすすめ』 風間 完 朝日文庫 1989
- 『新版 ヨーロッパ音楽旅行案内』 福原信夫 音楽の友社 昭和55年
収穫の多かった古書市ほど、帰りは悲惨である。本はともかく重いのだ。今日も実はこれ以外にもっと買っているので、高円寺からはの家路は遠くは無いがやはりきつい。
そこで、先日@300均一(古本屋ではないよ)という店で、下に車のついている折りたたみトートバックを手に入れたので、今日はそれを持参し早速使ってみた。いやなかなか楽ちんである、がでもうるさい!タイルの上などはかなり騒々しく、ご近所迷惑このうえない。300円は投資不足だろうか。タイヤを改造するべきか、もう少し高級品に乗り換えるか?今後の課題である。
とにもかくにも腕や腰が痛くならずに帰宅。