otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

春は曙…。

 春休み中の週末だというのに、連日部活に朝もはよから出かけていく息子に付き合って、早起き。(時刻はとまあ、自慢するほどでもないけれど。かつては朝にめっぽう弱かった私にしてみれば上出来なのである。)
 最近は携帯電話のアラーム機能があるおかげで、寝過ごすことはまず無くなった。なにしろ好きなようにアラームがセットできるので、目覚まし時計を消してまた寝てしまうということがあっても、一分おきとか、5分後に再びアラームを鳴らすことが可能で、いまや私の携帯電話は、情けないことにこのためだけにあるようなものなのだ。が、最近の若者は音楽の中でも平気で寝ていられるらしく、この機能は息子にはあまり有効ではなく、彼にはお袋の一喝が必要というわけだ。起こしてから、こちらはまた寝ればいいわけだが、一声怒鳴ってしまうと、こちらの体が目覚めてしまって、結局早朝からのんびり新聞読んだり、遊んでしまう。ありがたいことにようやく、それもしやすい気温となった。
 息子はコンタクトレンズを入れ、頭髪の調整を念入りにしてから、砂糖たっぷりのミルクティーとパンをかじってばたばたっと出かけていった。怪我しないで帰って来いよと後姿に声をかける。
 実は、小・中学校と近隣の公立校に息子は通っていたため、弁当製作も無く朝は比較的のんびりしていた我が家である。ところが高校から私立、一年生は弁当持ち、しかも時々朝練習ありとなり、朝の状況は一変した。これを一年間やったお陰で?、朝は早くから起きなくてはいけないと、わかってか、どうか?日頃あまり我が家に貢献はしていない猫のベルが、こともあろうに!目覚ましの鳴る15分ぐらい前ににゃあにゃあと騒ぐようになって、私は辟易している。 精密なアラームを手に入れたのもつかの間、特に、いつもよりちょっと遅めでよい日に限って、早朝にうるさい。余計なお世話!なの。

 新聞を開くと、今日が毎日新聞の日曜日連載の『日記から 50人50の「その時」』【坪内祐三】の50人目だった。その50人目はやはり!樋口一葉だった。なんとなくそんな気がしていたって今頃書くこの卑怯者。昨日に書いておけばよかったなあ・・・。この連載はこれでおわりなのかしら?もっとでてくるかなという人もいたのだが。続くことを期待!