otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

古本屋、ときどき花さんぽ

 週末は、連れ合いと近隣の古本屋とブックオフめぐりをするパターンになっている。たとえ花見が一般的であっても。・・・頑固なのだ。
 サクラは見たい、でもヒトはあまり見たくないということもある。―でもそれは東京ではほぼ不可能! 先週、ちらほら咲いているときに、人っ子一人いない関東村で桜並木を歩いたけれど、風が冷たい日だったとはいえ、こんなことはむしろ珍しい。開いたばかりのほんのりと赤みがかった花びらが好きだ。
 でもそのサクラ独占の関東村でも、へそ曲がりの私は、広場にぽつんと立っている柳の新芽の柔らかいみどりに足が止まった。生まれたばかりの初々しさが眩しかった。
サクラは綺麗だと思うけど、なぜか苦手な花である。その原因を毎年サクラを見上げながら考えるけれど、いまだ答えはみつからない。
 もしかすると昔のトラウマ?結婚式のお色直しのサクラ色のドレス、試着したらあまりに似合わなくて涙が出たっけ…。


 ◎拾った本はなんとなく鉄道に関わる本が多し。旅立ちの春?

  • 『フランス=鉄道旅物語』加藤文夫/文 弘田優子/絵 東京書籍 1996
  • 碓氷峠 ロクサン惜別の旋律』撮影録音 斉木実、米屋浩二 弘済出版社 H9
  • 雑誌 鉄道ピクトリアル 1986 8月号 特集:中央線
  • 雑誌 鉄道ファン 1997 9月号 特集:信越本線
  • 『自然の手帖―四季の草木虫魚』山崎斌編 現代教養文庫447 昭和38
  • 『雪・岩・アルプス』藤木九三 中公文庫 昭和54
  • 『行きつけの店』山口瞳 新潮文庫 平成15 ③
  • 『食は三代―東西食文化考』出井宏和 新潮文庫 昭和60
  • 『発想交差点』真鍋博 中公文庫 昭和59