otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

空は青い方がいい。

 ようやく青である!我が家の男どもは、ブルーなマンデー。家に残れる私はハッピーマンデーはブルーって、まるで何かの宣伝??

【乱入追記】ただいま3時、なんと外はいつの間にか青ではないのだった。白い空の続く4月である。

 土曜日には「谷・根・千」に行ってきた。一箱古本市の下見のはずが、下見できたのは大家さんと集合場所の確認のみ。前回行ったのはもう3,4年前に、立原道造記念館がらみで。ひさびさだったので結局?やはり?単なる古本屋ツアーになったのだった【懐かしの想定範囲内】。

 「古書ほうろう」http://www.yanesen.net/horo/ さんは、たしかに看板が出ていなくて、友人が見つからない!と騒いでいたが、名前はないが「古本」のでかい看板のみあった。名前のアピールがないせいか、連れ合いはいまだに「古書ほうとう」と思い込んでいる!ここは結構たっぷり奥行きもある立派な古本屋さんで、かなりゆっくり見てしまった。好みの棚づくり。

*1
 道路を渡って「ぶ」へ。奥の均一はちと狭い。

 二ヶ月前にできたというBooks&cafe「BOUSINGOT:ブーバンゴ」へ。本棚だけ見せていただく。綺麗な状態の本を取り揃えている。まだ値段が付き終わってないんですーとのこと。値段がついてないとちょっと手が出にくい。印刷した綺麗な値札がスタンバイしていたけれど。

 「往来堂」さんは、今日も盛況。なんと入り口に「昆虫コーナー」が。おそらく「ファーブル昆虫館」ができたことによる?店作り。そのほか、いろいろ特色が見受けられる。新刊書店でコレだけの工夫のある本屋さんはなかなかない。

 そこから大家さんとなる「豆腐room Dy's」さんへ。ちょうど、営業時間が終わってクローズになったところ!で残念!とか騒いでいたら、ご親切に招き入れて下さったら、店内はほぼ満員。大豆尽くしのバラエティにとんだメニューに感激。お勧めの豆腐サンドを頼むと、想像に反して、普通のサンドイッチに、スライスしてソテーした豆腐が入っていてびっくり。イギリスパンがまた美味しい。コンビーフのも、B.L.Tもとっても美味でした。豆腐を見直す一品だった。

 この路地奥の古本カフェ「結構人ミルクホール」も覗く。入り口のガラス戸がまずなつかしのレトロなお店。今日は棚だけ見せてもらったが、フリーペーパーも置いてあったりして、コミック読みながら、珈琲というよりあんみつなんか食べたくなるような(メニューにあるかどうか?)店だった。

 近いので根津神社へも。となりにお稲荷さんの縁日の露店が下町らしい店構え。一箱古本市の頃はつつじまつりで賑わうよし。

 連れ合いはこの後、「オヨヨ書林」さんと東大の近くの本屋へ。私は先に地下鉄:根津駅より帰路につく。JR西日暮里への連絡駅でウロウロ…、「切符を入れて同時にスイカをタッチなんて」芸当、私は知らなかったぞ。たまには遠出しないと時代においていかれる…。


 この日、JR新宿の工事の影響で、中央線・埼京線が運休で大混乱らしかった。でもよくよく考えてみると、日頃週末は不便を強いられている中央線が週末通過駅:高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪の住民にとっては、かなり恵まれた週末であったが、そのことに気がついたのは、…夕方であった。つまり、ひとつの一本のフォームから全ての行き先の電車に乗れる記念すべき日であったのだ。

岡崎武志さんのブログより引用すると、

 ― 今度は檀ふみ登場。いかにも、な人選でおもしろみはないな。ぼくなら、近代ナリコ浅生ハルミン市川慎子ってところを狙うな。司会はいとうせいこう日比野克彦、でどうだ。これなら見たいでしょう。そして、もっとデザイナーや、イラストレーターを特集して、裏日曜美術館を作ってほしい。

 我々も実は昨晩「日曜美術館」見ていたが、始まったとたん連れ合いが「檀ふみかあ…」とつぶやいたのであった。確かに前の「はな」さんは彼女の感性が随所に見られてよかった。山根アナの声も…と懐かしんだりするいやな客。今後せめてセッティングに工夫を!せめて、照明をもう少し落としたら?

*1:★「古書 ほうろう」さんではいろいろなイベントをするのだが、谷根千工房との特別企画で、4月19日(水)〜6月19日(月)「『稲垣書店がやってきた』〜日本一の映画専門古書店主・中山信如の世界」 http://www.yanesen.net/horo/info/1493 が行われるそうだ。
4月29日に一箱市に来た人は、こちらへもどうぞ。5月14日には凄いメンバーの座談会も。