いざ、アンダーグラウンド・ブック・カフェまで
八朔ゴムはんさんに作ってもらった「はんこ」が展示されたので、保護者(;打合せを何回も繰り返した末に生まれてきた「はんこ」なもので)として様子を見に行った…というのはまあ口実で、古書会館へ遊びに行ってきた。
日頃の古書市とはだいぶ違ったゆったりした雰囲気の中で、本を楽しめるのが私には嬉しいので、U.B.C(というらしい)いつも楽しみにしている。そして、本を購入するといただける喫茶券で、珈琲がいただけるのも、ささやかなことではあるが好きなのだ。しかもこの珈琲、¥100なのに5、6種類の中から選ぶことまでできる。今回は「温泉珈琲」なるものまであった。
本日が初日なので日曜日に行かざるを得なかったのだが、日曜日の神保町は閉店が多く寂しいけれど、人の気配のない学生の街の裏道は静かで、これはこれで落ち着きがある。猫がのこのこ歩いていたりするその先には、エプロンがけしたおばさんがプランターの植物に水遣りをしていた。
この続きは多分明日。思いがけずいろいろな出会いがあった。
実はこれから『日曜美術館』とサッカーも見なくてはいけないし…。とりあえず購入本のメモのみ書いておく。
■購入本の中から:
『随筆集 別れの歌』(福永武彦/著 新潮社 昭和47⑩)挿画;中川一政
『随筆集 枕頭の書』(福永武彦/著 新潮社 昭和46)挿画;熊谷守一
『随筆集 夢のように』(福永武彦/著 新潮社 昭和49)挿画;岡鹿之助
『日本の名随筆84 村』(立松和平/編 作品社 1989)
『信州の里山を歩く 中南信編』(里山を歩く編集委員会/編 信濃毎日新聞社 2002②)