otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ハルゼミ時雨に降られて…

otobokecat2006-06-18

 日本戦は見ておられず、ブログを書くことにする。とにかくフォワードに打って欲しい。敵ばかりではなく、ブルーにも!!!(なんで毎週週明けに試合があるんだ。)


 今週末は信州へ行っていた。建築士と打合せしたり、荷物を受け取ったり。
 梅雨の最中ではあったが、土曜日は打合せの終わる夕方までは晴天で、夜はずっと降っていたが、日曜も荷物の着く昼ごろには雨が上がりなんとか切り抜けた。気温も追分としては案外高く24度ぐらい。木々は鬱蒼と茂り湿度も高く、レインフォレスト状態。

 今の時期の高原は、ハルゼミの大合唱がそれは凄い。初めて体験する人は多分驚く。真夏にはもう姿を消しているし、今の時期の高原を訪れる人はさほど多くないので、知らない人も多いだろう。湿度の有る中で鳴くので、余計にあたりに声が響き、野鳥の声さえ掻き消えるほどだ。

 土曜日は、小諸の揚羽屋に食事をしに行き、小諸のブック・オフへ。今日は荷物を受け取ってから出立し、割りに早く東京へ戻ってきたので、途中、所沢と前沢のブック・オフへ。後藤明生訳の『雨月物語春雨物語』をゲットしたのが一番の収穫!


『黒いハンカチ』小沼丹 創元推理文庫 2003
『四季の花』本田正次 新学社文庫 昭和53
『写真集50本の木』丹地保尭/写真 谷川俊太郎/詩 天野祐吉/解説 ちくま文庫 1992


雨月物語春雨物語後藤明生 現代語訳日本の古典19 学研 1980


『恋は決断力』森まゆみ 講談社 1999
『森のくらしに憧れて』ウエスリー三代子 1985
ちひろの信州』松本猛/監修 郷土出版社 1997
『すてきな気ごこち』大橋歩 読売新聞社 1997
『星降る夜のクリスマス』長野まゆみ 河出書房新社 1991


『ハイデルベルグ』[日本語版]クライヒガウ・フェアラーク 
 …ハイデルベルグで出している日本語版の観光案内


■今日の一枚:ハルゼミの抜け殻 夏の蝉より若干小ぶり