otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

20日は薄荷の日!

otobokecat2006-06-27

 もう一週間もたってしまったことなのだが、20日にたまたま見たテレビで、20日はハッカの日だと知った。なるほど。はつか、はっか…。

 薄荷栽培で国内では有名な北見市が取材されていた。一時絶滅しそうだったは薄荷栽培によって、今また街が復活してきたという―町おこしのために薄荷尽くしの街のようである。行ってみたい!
 いつだったかデパートの「北海道展」があって、そこには北見の薄荷屋さんも来ていたなあ。

 薄荷つまりミント類は、ガムの味、あるいは歯磨き粉の味と言えばたいていの人はわかるが、今ハーブがブームとはいえ、ミント類は、料理にはあまり使えていないようにおもう。せいぜいお茶やキャンデーぐらい。「31アイスクリーム」の人気投票で、アメリカの一位がチョコチップミントだとか。ちなみに日本はバニラか、ストロベリーだったような…。(もっともこれはかなり古いデータです。今は変ってきているかも。さて、今の一位は?)

 梅雨空の続く今日この頃にお勧めなのは、ミントを入れたお風呂。
 なにしろミントは強い!!花壇に直植えしようものなら、地下茎でどんどん増えて、ほかの植物は消えていくのに、ミントだけはどうにも止められなくなるが、そうなったらせっせと抜いて、葉を洗濯ネットに入れて、お風呂に投入すべし。花壇もさっぱり、入浴した人間もさっぱりすることうけあい。
 ただ、間違ってもスーパーマーケットで買ったミントをお風呂には入れないように。「もったいない」

 余談だが、ミントに花壇を占拠されたくない人は、素焼きの鉢ごと植えるのが得策かと。ちょっとあれば、アイスティーに飾ったり、ささやかな花も楽しめるので。
 梅雨の合間にカーッと暑くなった今日などに最適なハーブである。

 
■今日の一枚:羽を乾かすオオミズアオ(だと思う)【追分;060621】
 ちょっと緑がかった手のひら大のうす白い羽が不気味で、あまり好きにはなれないが、人の気配のない霧の巻いた6月の山にはぴったり。

■今日の一冊:『いのちとかたち』山本健吉 装丁;加山又造 新潮社 昭和56④