otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

林の中へ

otobokecat2006-08-01

 家産期の終盤にさしかかり、林住期にはやはり、その名のごとく「林」へ帰ろうと思っている。ここからの25年、果たして全うできるのかどうかは知れないけれど、意を決して、あえて角を曲がってみようと思う。
 チャレンジという言葉は、もうこの年になって使う気にはならないが、とかくいろいろ億劫で、慣れた生活をしていたくなるが、「変化」を恐れてはいけない。平穏のままでは、あっという間にぼけそうだ。―実はすでに少々怪しいのだ。
 躊躇している暇はない、ここらでいっちょやらねばなるまい。なにしろ、我々のシンボル・バードは、「ゴジュウカラ」なのだから。

■京王デパートの鳩居堂で「防蟲香」を仕入れに行って、つい好みの「白檀」の香りにもフラッっとなって、スティックも購入。「白檀(ビャクダン)」といっても、知らない人も多いだろうが、「お扇子のほのかな和の香り」といえば、少しはイメージが湧く?海外でもサンダルウッドと言われて、代表的な「香り」のひとつ。インド産の香木。うすーくスライスしたものを透かし彫りにした本の栞もある。

 階上の催事場で古本市をやっているのに気がつき、デパートのそれはあまり好みではないとか言いつつも、ふたたび、ふらふらっと。よろめいてばかり・・・。思いのほか沢山の店が出ていてびっくり。
 そうだ!BIG・BOXも今日からだったか。今日は高田馬場まではちょっとまわれそうにない。


岡田喜秋『ニューヨークの靴音』(白馬出版 昭和47)
 佐多稲子『時と人と私のこと』(講談社 昭和54)
 乾 正雄『街並の年齢 』(論創社 2004)
 NHK六局編『カメラリポート 中山道紀行』(郷土出版社 平成2)
 山渓カラーガイド43『カラー南アルプス』(山と渓谷社 昭和47)
 山渓カラーガイド64『カラー日本のキノコ』(山と渓谷社 昭和49)など