やさしい時間
いやはや暑い日々である。
男ども二人はエアコンの部屋に篭城。だが私はあせもを作りつつ、首にタオルをかけて(まあ色気もそっけもないが)、できればエアコンなしの生活がいい。とりわけエアコンのなかで寝るとどうも不調。ただ一部屋でもエアコンをつければ、とたんに家の中の風の通り道は封鎖されるし、つながっている南側のベランダ側の窓から、熱風は室内に吹き込むしで、エアコン族にはまったくいい迷惑である。
猫はどうかというと、夜は温度より相棒を選び、昼は温度を選んでいるという、相変わらずのしなやかなバランス感覚のよさ。
毎年夏の間、オーナーが山に出かけてしまう近所の古本屋(ハートランド http://www.heartland-books.com/)が、店のスペースを貸し出している。今年は北尾トロさんがリーダー。フォックス舎のNEGIさんが、来週週末のランチ担当ということで、彼のブログにランチの試作の様子も書かれている。是非伺いたかったけれど、ひょんなことから我が家も秋からの予定が、8月も週末だけ山の本屋を開店する運びとなり、残念ながらNEGIさんのランチにはありつけない。そこ今日「北尾堂さん」へ行って来た。
トロさんは何かの取材を受けている最中だったので、私はゆっくり棚を拝見できた。
女子大はまだ休みだし、平日の午後ということで、ゆったりとした時間がここには流れていた。店には申し訳ないが、私は空いている店が好き。さらに店主さんには仕事をしていただくとなお良し。
店内は面出しに模様替えしていた。目で苦労する年代には特に「面出し展示」は有効であると実感。
■農村医学を確立した外科医として有名な、地域医療の神とも言われた元佐久総合病院院長の若月俊一先生が亡くなった【22日】。