表敬訪問
O村古本屋日誌(駐車場が[いが]だらけ、危険!)
秋にあわせたしつらえのために、金曜日の夜に来る。前後を走るはトラックばかりなり。
意外に天気は芳しくなく、静かな土曜日だった。きょうは「あたら・さん」の駅舎イベントがあったはずだが、いかんせんここは駅から遠いので、覗きにいけない。直接の影響は感じられないなあ。むしろあすの「きのこ祭り」に期待。
東急ハンズから午後二といった荷物が、朝のうちに着き、いたからいいもののちょっと慌てる。
本屋には、買い取り希望の方がお約束どおり、箱を持っていらした。8箱ぐらいあり。音楽関連にすばらしいものあり。
明日のイベントにあわせて、店を少し模様替えし、キノコ本、ハロウイーン関連を出す。
だいぶ寒くなってきているので、ラグをあちこちに敷いたりする。
音楽の棚にCDをさしているうちに手狭になり、少し右側の棚に増殖する。
昼食は、タマゴサンドヰィッチとアーモンド入りチーズとスープなど。
午後、店番を亭主に任せて私は追分散歩へ。
まず、骨董時幻さんへ行き、久しぶりにゆっくり見て歩く。
鉢に良さそうな小さい火鉢と、黄土色の反物を買う。いつも時幻さんのお二人には当店へ来て頂いて、買い物をしていただいているのだが、お返しになったかどうか?無造作に反物は束ねてあったが、測ってもらったら10m近くもあった。これでカーテンを作ろうと目論んでいる。黄八丈のような黄土色と細かいチェックがなかなか粋なかんじ。この薄さがカーテンにいい。
つぎに、寿美やさんへ。店先の「野菜コーナー」で、かりんと今晩使おうと思うジャガイモとあさっての月曜の朝のお目覚に、梨ふたつ。かりんはこのあたり―特に佐久あたりの特産品。ひとふくろ7.8個も入っていた。ころがしておいくと芳香剤にもなる。少し転がしておいて、そのうち蜂蜜に漬けよう。かりんは喉にいい。
最後に亀田やさんへ。「美保ちゃんもう五時だよ。」「あっ、もう閉めなくては。」
追分宿の店じまいは本当に早い。その上、明日はキノコまつりだと言うのに、午前中、学校の用で閉めるとか。亀田やが閉まっていると、駄菓子目当てのちびっ子が悲しむ。
店に戻ったら、わが店も閉店支度が始まっていた。
夜は、東京から持っていった焼き鳥やの「ピーマン肉詰め」を焼きなおし、とり皮の酢の物などで久しぶりにワインを。ちょっと飲みすぎ。〆めはねぎを沢山入れたカレーうどん。
睡魔に襲われてさっさと寝た。久しぶりのワインは効く。