otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

スイート シックスティーン ワズ ジャスト オ-バー

otobokecat2006-11-30

■今日の一枚;黄色いハートの飾りをまとったオオムラサキ(むかごもいくつかなっていた)

今日は息子の17歳の誕生日であった。生まれた時から、二ヶ月でおんぶ紐から転落して頭蓋骨陥没したり、アレルギーがかなり強く豆乳ベースの人工乳で育てたり、くるみをひとかけ食べて気道が腫れて窒息し損ねたり、眉を切って裂けて流血騒ぎがあったり、サッカーでしばしば怪我をして、中学時代でいっちょまえに「左前十字靭帯」断裂したり、高校ではサッカーやりすぎて急性腎炎を起こして三週間も入院したりとまあ、いろいろ心配させられてきたが、ここまで育ったので、ひと安心。あとはぼちぼち一人でやってくれたまえという心境なり。

秋篠宮家の悠仁様の穢れなきお顔をTVで垣間見て、17年前を思い出す。
息子はそもそも生まれたときから大きくて、難産で親泣かせは始まっていたっけ。

珍しく亭主も早く帰り、3人で夕食は今日の主役のリクエストによる「甘いすき焼き」。関西風は、割り下を使わず肉を焼いたらまず雪が降ったように砂糖をかけるが、息子は正月実家に帰った際、この関西風の味つけがすっかり気に入り、とにかく甘くしてとのこと。彼は相当な甘党なのだ。肉は三段階用意して食べてもらったが、いちばん高いのは柔らかいけれどこの甘い味付けにはしつこいので、むしろ「切り落とし」レベルの方が好評だった。

三人ですき焼きをするのはずいぶんひさしぶり。私は年々肉よりも焼豆腐、ねぎ、ジャガイモがおいしく感じられるようになっている。亭主は、白滝や最後に入れたうどんなど長いものが好物。息子は今まで肉のみをさらっていったが、今日は焼豆腐にも手を出すようになって、亭主と同時に驚きの声を上げる始末。ふたりとも満腹になって寝込んでしまい、ついにケーキは箱に入ったままである。