otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ラスト10らしい・・・

otobokecat2006-12-18

店を隔週開けにしてから、すこし週末に余裕が出てきた。それでも土曜日は一週間の疲れがたまっていて、連れ合いの休養日となっており、さすがに土曜日はとても出歩けない。岡崎さんの講演会も国立と近かったけど失礼してしまった。…もっともこういったこともあと二週間だけれど…。

そうなのだ。今まではあくまで一年の終わりは暦上のけじめであり、学校や会社は概ね年度で動いているので、年賀状を書くのもなんとなく気持ちが篭らないのであった。(ここで今まで数十年の気分を公開してどうする)サラリーマン家庭だとそうなわけだが、息子はまだあと数年は学生なのでこのままのペースだが、ブレッドウイナーの連れ合いがカレンダーに合わせて退職するので、我が家はカレンダーとともに、2007年元旦から大きく様変わることとなった。
正直のところまだあまり実感はないけれど、今朝カレンダーを見て、カウントダウンが始まったことを知りちょっと愕然とする。

そのための準備を始めたのはいつ頃だっただろう?
今でも明瞭な目処がたったわけではないが、ここまで若干の手がかりは作ってきたつもり。果たしてこの仕掛けがうまく動いてくれるのかどうか、やってみなくてはわからない。

気負ってみても仕方ないが、世間的にシルバーと呼ばれる年になってからでは新しいことをはじめるのはもう遅いように思い、土地を耕し、少しずつ種を撒いて来た。今はまさにその苗床を目の前にしている気持ちがする。芽が出るか、育つかはまだまだわからない。

この週末、いろいろな書類を書きながら、ここからの十年が勝負だなと感じた。その間じたばたすれば、なんとかなるのではないかと思う。

昨日は、気晴らしに新宿古書展に行って来た。慣れているからか、私にとっては見易い古書展である。新宿。池袋などは驚異的に混雑していたらしいが、ここはまあほどほどで、おそらくそういうところから逃れてきたおじさんの憩いの場?であったのでは。中高年男性ばかりなり。そういう私もまた「年末」からの逃避場所としてここに居たような気がする、おばさんだけど。

注)向井さんのブログに寄れば結構混んでいたということなので、おそらく私が行ったのは、嵐の後だったのだろう。閑散期に鼻が利く私である。


〓東京古書会館 新宿古書展〓

▼開催日時 : 2006年12月17日(日)〜19日(火)

■初日: 11:00AM〜6:00PM

■2日目: 10:00AM〜6:00PM

■最終日: 10:00AM〜5:00PM

▼会場 :神保町・東京古書会館 地下ホール

http://www.kosho.ne.jp/~tokyo/kaikan.htm

▼参加書店 :
安藤書店、いこい書房、古書かんたんむ、古書 現世、金峯堂書店、さとし書房、照文堂書店、関書店、立石書店、鶴本書店、ブックスアルト、ぶっくす丈、古本の店せいしん、メープルブックス、キクヤ書店

メープルブックスさんが、まだ新宿展に入っているんだ。

■購入本11冊(100〜1000)

  • 『ニューヨーク文学散歩』スーザン・エドミストン、リンダ・シリノ、刈田元司・訳 朝日イブニングニュース 1979(鶴)
  • 信濃の鉄(下)』今井康男 銀河書房 1988(メ)
  • 『虫の博物誌』小西正泰 朝日選書 1993 (ア)
  • 『全ての人は過ぎて行く』中村真一郎 新潮社 1998(金)
  • 信濃追分文学譜』近藤富枝 中央公論社 1990(さ)
  • 高山植物入門』白旗史朗 山と渓谷社 昭和50(か)
  • 中山道を歩く』児玉幸多 中央公論社 昭和62(さ)書込多!私用
  • 『群馬の野鳥』仰木達朗 煥乎堂 昭和48(か)
  • 『野の寺 山の寺』岡部伊都子 新潮社 昭和56(さ)
  • 『写真集 峠の四季』新妻喜永 昭和49(い)
  • 雑誌『フォークナー』第1号 特集;フォークナーと世界文学 1999(メ)

どうしても手が出る本は決まってくるなあ。

■児童館の手作り会のボランティア
高谷先生に教えていただき、子供たちと作ったリース。オアシスに挿したポインセチアが子供たちにはついているが、なくても結構綺麗。土台の蔓もボランティアのお母さん作。サンキライの赤い実がポイント。フレッシュな花材を使うといい香り!