otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ひとつの区切り


【林の中の孤高】

雑木林というのは字のごとく、いろいろな雑多な木の集団。
落葉樹が多いこのあたりの林で、目ざめた樅とか、櫟とか常緑樹のちび助は、ここからも半年間のみ寒いながらも日の光を浴びることができる。
そしてやがて、そうざっとあと30年ほどたてば、落葉樹を追い越して、ここの主となる。

年の変わり目でもあり、「ひとつの区切り」にするという報告ががあちらこちらで。我が家もなんとかサラリーマンを脱却した。世間が「ハレ」に気を取られている間に、ドロン!松が取れる頃には連れ合いも落ち着いてくるだろう。
27年間お疲れ様でした。

樅が立派になる月日の数と同じ。
もう一本樅を育てるためには、ここいらで方向転換しなくては。

年始のまえに週末があるせいか、町ががらんどうになるのが早いような…
地元の本屋を数件冷やかして、恒例のお年玉の付録?本を購入し、宅急便で着替えとともに実家へ送る。明日は、これまた恒例の【京都途中下車】で西宮に帰省する。

ここ数年波乱が多かったけれど、2006年は本当に実りの有るいい年でした、と言うことができることを感謝しつつ。

皆様佳いお年を。